工事・計画

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佐々木興業/池袋駅東口に大型シネコン、16年着工へ/事業費130億円  [2014年12月19日4面]

シネコンが入るビルの完成イメージ

 東京都豊島区のJR池袋駅東口で新たな開発プロジェクトが始動する。シネマコンプレックス(複合映画館、シネコン)を展開する佐々木興業(東京都豊島区、佐々木伸一社長)は17日、駅東口のサンシャイン通り沿いに首都圏最大級のシネコンが入る延べ約1・7万平方メートル規模のビルを建設すると発表した。事業費は130億円。15年4月以降に既存建物の解体に着手し、17年の竣工を目指す。周辺一帯は区の現庁舎・公会堂の再開発が進行中。数年後には東京有数の文化芸術施設の集積地となりそうだ。
 新たなビルの建設地は、池袋駅東口からサンシャイン通りを進んで徒歩6分の東池袋1の30の1。1837平方メートルの敷地に地下3階地上15階建て延べ約1万6900平方メートルの建物(高さ約90メートル)を建設する。設計はINA新建築研究所が担当している。施工者は未定。15年春に既存ビルの解体に入った後、15年後半にも本体工事の施工者を選定し、16年に着工する。
 計画によると、地下1~地上3階の約3000平方メートル分を店舗とし、4~15階の約9000平方メートル分を映画館とする。映画館は12スクリーン、約2600席の規模。12~15階部分に高さ18メートルの巨大スクリーンを設置し、座席の背後をガラス張りの開放感のあるファサードとする。
 建設地を含む池袋駅周辺エリアは、区が国家戦略特区への提案を進めている「豊島区国際アートカルチャー都市構想」の対象エリア。同構想に基づき映画や演劇、アニメなどの関連施設の誘致を目指している区は新たなシネコンの開発を歓迎している。
 17日に都内で会見した佐々木社長は「完成時には池袋の映画館は29スクリーンに増える。新シネコンをアートカルチャーの発信拠点とし、池袋の発展に貢献したい」と話した。会見に参加した高野区長は「池袋は商業、文化芸術にまだまだ可能性を秘めている。今回のプロジェクトは新たな街の魅力になる」と期待を示した。

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