論説・コラム

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

回転窓/キーワードは「人」  [2014年12月24日1面]

 12月に入って、年明けの紙面に掲載する各企業の社長インタビューの取材に追われている。各社の経営方針や戦略などをトップの口から直接聞けるのは、企業取材を担当する記者の醍醐味(だいごみ)の一つ。この仕事を始めて20年になるが、社長取材はいまだに緊張する▼この1カ月で30人前後の社長に話を聞いたが、多くの方に共通するのは、足元も先行きも、決して楽観はできないという認識。建設需要の増加を追い風に各社の業績は一時期に比べると回復しているが、不安要因は枚挙にいとまがないということのようだ▼今年はいつもより少し早く26日が仕事納めという企業が多い。あと3日。14年が建設産業にとってどんな年だったのか、あらためて考えてみると「人」がキーワードだった印象が強い▼人手不足、労務費の上昇、ダイバーシティーなど人にからんだ言葉を幾度となく記事で書いた気がする。企業も産業も人がいてこそ成り立つ。それは企業規模の大小や仕事の内容には関係がない▼数多くの社長にインタビューをし、そのことも今さらながら強く感じた。人に焦点を当て、より深みのある記事を来年も-。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。