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私立学校施設、耐震化率80・6%に/4月時点、非構造部材点検は6割/文科省  [2014年12月26日2面]

 文部科学省がまとめた「私立学校施設の耐震改修状況調査結果」によると、今年4月1日時点で私立の小中高校などの耐震化率は前年度比2・8ポイント高い80・6%となった。8割を超えたのは07年度の調査開始以来初めて。
 対象は2階建て以上または延べ床面積200平方メートル以上の幼稚園、小中高校、中等教育学校、特別支援学校の校舎など1万9718棟。耐震性があった校舎は1万5892棟で、旧耐震基準の1981年以前に建てられた建物4385棟も含まれている。81年以前の建物の耐震診断実施率は71・6%だった。
 学校種別の耐震化率は高い順に▽中等教育学校96・7%(調査対象61棟)▽特別支援学校94・6%(37棟)▽小学校94・5%(416棟)▽中学校91・0%(849棟)▽幼稚園81・0%(1万0725棟)▽高校77・9%(7630棟)。幼稚園の2036棟、高校の1687棟が耐震基準を満たしていなかった。
 非構造部材の耐震点検や耐震対策の状況も公表。点検の実施率は64・2%、点検を実施した学校のうち耐震対策まで実施していたのは75・0%だった。私立学校全体の耐震対策実施率は48・2%となっている。私立大学や短大の耐震化状況も日本私立学校振興・共済事業団を通じて調査。666法人が保有する施設(面積4555万平方メートル)の耐震化率は85・2%で、前年度から1・5ポイント上がった。

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