論説・コラム

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回転窓/ロボットの進化に期待  [2015年1月8日1面]

 表情や声から感情を察知する人型ロボット「Pepper」が来月発売されるという。「世界初、人に寄り添うロボット」という触れ込みだ▼価格は20万円弱(税抜き)というから、一般家庭でも購入が可能。「ロボットが一般家庭に浸透していく記念すべき年となる」。発売元のソフトバンクグループの孫正義代表は年頭所感でそう言っている▼幼いころ、スマートフォンとの会話など想像もしていなかったが、あっという間に日常化した。感情面で人を支えるロボットが生活に入り込むことも、遠い未来と思えない▼ロボットと聞いて思い浮かぶのは、ショートショート作家・星新一の代表作『ボッコちゃん』。とあるバーの美人ロボットが主人公で、男性客をとりこにするが、手痛いしっぺ返しが待っている。ロボットの物語には、教訓めいたものが多い気がする▼とはいえ、メリットや夢が広がるのも事実。人間でなければできないことは未来永劫(えいごう)残るだろうが、だからこそ機械に任せられる部分は有効に活用すべきだろう。建設産業でもロボットは期待の膨らむ分野である。予想を超えた進化に巡り会いたい。

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