企業・経営

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三協立山/タイのアルミ押出・加工会社を買収/100億円投じ全株取得  [2015年1月13日3面]

 三協立山は9日、アルミビレット・製品の製造販売を行うタイの企業を買収し、子会社化すると発表した。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域で建材・非建材事業を拡大するのが狙い。買収金額は約100億円で、3月に株式を譲り受ける。同社は進行中の3カ年中期経営計画で非建材事業の拡大と海外展開の強化を重点項目に位置付けている。タイ国内でビレット(アルミ塊)の製造から製品販売までを手掛けるメーカーを傘下に収めることで、ASEAN地域での事業領域を広げる。
 子会社化するのは、同国のサムットプラーカーン県に本社を置くタイ・マテリアル・アルミニウム。同社は現地のアルミ押し出しメーカー・タイマテリアルから全事業を譲り受ける予定で、この手続きが完了した後、タイ・マテリアル・アルミニウムの全株式を保有する特別目的会社、アルミニウムキャピタルを約100億円で買収する。
 株式取得の相手先は英領バージン諸島に本社を置く投資会社・インクベリーマネジメント。タイマテリアルの売上高は11年77億円、12年94億円、13年88億円で推移。9日付で株式譲渡契約を結んでおり、譲渡実行日は3月2日を予定している。東南アジア地域にアルミ押し出し・加工の拠点を持つことで、同地域での事業拡大に向けた足掛かりとする。連結業績に与える影響は、算定が済み次第開示する。

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