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15年に節目迎える企業/ナカノフドーと植木組が創業130周年/三機工業は90周年  [2015年1月13日3面]

 2015年も、建設業界では多くの企業が創業や設立からの節目を迎える。ナカノフドー建設と植木組は共に1885(明治18)年の創業で、今年が130周年。関東大震災の2年後、1925(大正14)年創業の三機工業は4月に90周年を迎える。道路舗装会社や専門工事会社、建設コンサルタントなどでも、節目を迎える企業は少なくない。市場環境の変化が激しい中、各社はそれぞれの節目を機に次への飛躍を目指す。
 民間信用調査会社の帝国データバンクがまとめた「周年記念企業調査」によると、15年に10年刻みで節目を迎える企業は全国で約15万社に達する。建設業では10周年が5042社、50周年が8669社、100周年が94社などとなっており、商業施設の物件開発が主力で、1875年のガラス商創業を祖とするスペースは、140周年を迎える。
 ゼネコンのうちナカノフドー建設は1885年に中野喜三郎氏が石材工事業「中野組」を東京で創業。稲田御影と呼ばれた白御影石を使い、日本橋や国会議事堂、旧帝国劇場など数多くの著名なプロジェクトに関わった。植木組は植木亀之助氏が土木建築請負業として会社を創業したのが、中野組と同じ1885年だった。
 設備工事会社では、4月に90周年を迎える三機工業が、1925年に旧三井物産機械部を母体として産声を上げた。当時の日本は建物の近代化が進み、空調や給排水、電気など建築設備の需要が増加。工事技術の進歩も目まぐるしく、創業から6年後の1931年には東京・有楽町に建設された三信ビルディングに本社を移し、その地下には同社が開発した「三機式ビル用焼却炉」が日本で初めて設置されたという。
 建設コンサルタント業界では、エイト日本技術開発が創業60周年、三井共同建設コンサルタントが同50周年を迎える。エイト日技は1955(昭和30)年に松江市で八雲測量社の社名で創業。三井共同は三井グループ20社の共同出資で1965(昭和40)年に創設された。このほか、前田道路は前身の高野組が1930(昭和5)年に創業してから85年となり、前橋市を拠点に空調設備工事業を展開するヤマトは10月、1945(昭和20)年の創業から70周年を迎える。

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