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大京/工事事業会社を統合/3月から「大京穴吹建設」、全国規模の受注体制整備  [2015年1月19日3面]

 大京は、グループ会社の大京建設(東京都渋谷区、土田穰一郎社長)と穴吹建設(高松市、眞鍋忠晴社長)が3月1日付で合併すると発表した。新社名は「大京穴吹建設」。合併によって全国規模で工事を受注できる体制を整えるとともに、コスト競争力を強化する。グループ管理物件以外の受注機会を探ることも狙い。売り上げ規模を現在の約400億円から2020年には800億円まで倍増させる考えだ。
 新会社は、大京建設が主力としていたマンション共用部の大規模修繕工事を中心に事業を展開する。合併によって、手掛ける工事の種類や幅を拡大。技術力の向上や技術者不足への対応にもつなげる。現在はグループが管理する「ライオンズマンション」などを対象とした工事が大部分を占めるが、「今後は外部のマーケットも視野に入れていく」(同社広報室)方針。穴吹建設が手掛けていた新築工事分野、一戸建て住宅分野にも注力する。
 大京はこのほか、3月1日付でビル管理事業を展開するオリックス・ファシリティーズ(存続会社)とオリックス・エンジニアリングを、4月1日付でマンション管理事業を展開する穴吹コミュニティ(存続会社)とグランドアメニティをそれぞれ合併すると発表した。
 老朽化したマンションの増加に伴うリフォーム市場の拡大を見据え、工事を含む不動産管理事業全体で事業会社が持つリソースや技術、ノウハウを集約する。今後はビルとマンションの管理事業でも、自社ブランド物件を中心とした現在のグループ事業領域を超え、外部のマーケットに積極的に進出する考えだ。

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