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前田建設/東京都千代田区に事務所ビル開発/建築設計部門移転、省エネなど検証  [2015年1月26日3面]

前田建設の飯田橋MKビル

 前田建設は23日、東京都千代田区で自社開発を進めていたオフィスビル「飯田橋MKビル」が竣工したと発表した。S造7階建て延べ約4500平方メートルの規模で、同社の建築設計部門が今月に業務を開始。建物内の省エネ性能や快適性、業務効率性などを検証し、機能を向上させる「居ながら改善」に取り組む。
 新ビルの所在地は千代田区飯田橋3の11の18(敷地面積842平方メートル)。技術、設備、システムすべての「ハイ・コストパフォーマンス」をコンセプトに企画・設計。大型ビルと同等の上質感や機能を持たせつつ、シンプルでスマートな建物を実現した。
 設計に当たっては、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を活用。設備メーカーなど他社と協力して運用段階での維持管理コストの削減も試みる。1階と5~7階に、電力・温湿度・照度をリアルタイムで観測できるシステムを導入(電力は全館)。独自の生物多様性評価プログラムに基づき、外構の緑地や植栽も工夫した。
 各フロアは異なる機能とデザインを採用。建築設計部門の職員は5~7階を使用し、顧客の視点で機能やシステムの改善を繰り返す。同社が手掛ける中規模オフィスビルの企画・設計に成果を生かし、多様化する発注者ニーズに応えていく。

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