工事・計画

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大阪府/食品流通センターの府有株式売却/泉北高速鉄道に、施設の順次建替提案  [2015年2月5日12面]

 大阪府は、大阪府中央卸売市場付設関連食品卸売団地(茨木市宮島1の2の1)を管理・運営する第三セクター「大阪府食品流通センター」の府有株式の売却先を決める公募型プロポーザルで、優先交渉権者を泉北高速鉄道(和泉市)に決定した。泉北高速鉄道は事業計画提案で、78年にオープンした同団地の現有施設(総延べ床面積約3万6000平方メートル)の順次建て替えや、食品配送センターなどの新設を提示している。
 プロポーザルには3者が参加。泉北高速鉄道は、府有株式30万6000株の購入提案額として14億5962万円を示した。事業計画提案では、低温流通、加工機能に対応した食品配送センターの新設や低温倉庫内への加工場設置、隣接する大阪府中央卸売市場との機能連携の検討、現有施設の建て替えなどで総合食料物流基地としての機能強化を実現するとしている。集客力の高い物販店舗や飲食店などの誘致も提示した。
 スケジュールについては、株式譲渡後5年後までに敷地南側にあるA棟を改修し、6~7年目にはA棟がある場所に食品配送センターを新設する。その後、残りの現有施設を順次建て替える。株式売却先選定委員会は、泉北高速鉄道の事業計画提案が同団地の食品流通機能を強化できると評価。計画実現に必要な経営基盤があり、株式購入提案価格も最も高額だったことも評価し、優先交渉権者に選んだ。
 「こだわり食材市場」と呼ばれる同団地は、業務用食材や関連商品を扱う施設で、敷地面積は約4万8700平方メートル。南側にあるA棟と北側のB棟はRC造2階建て。北側のC棟とD棟はS造平屋建て。設備棟や発泡スチロール処理場なども設置している。

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