工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

東京・中野区/新庁舎建設地決定/「中野四季の都市」内に、18年度着工へ  [2015年2月6日4面]

東京・中野区新庁舎の建設地

 東京・中野区は、移転改築を計画している区庁舎の建設地を「中野四季の都市(まち)」内の区有地(中野4の11の14)に決めた。5日、15年度予算案の記者会見で、田中大輔区長が明らかにした。2月の定例区議会で正式に報告する見通し。建設費は120億円。基本設計と実施設計は一括発注を想定している。15年度の基本構想策定と地区計画の変更、16年度の基本計画策定と基本・実施設計の着手を予定。18年度の着工、20年度の竣工を目指す。
 区有地は、警察大学校などの跡地の開発で生まれた中野四季の都市にあり、敷地面積は8500平方メートル。現庁舎の北西側に近接し、現在は敷地北側を中野体育館(同4600平方メートル)、南側を駐車場・駐輪場(同3900平方メートル)として使用中。用途地域は第1種中高層住居専用地域。建ぺい率は60%、容積率は200%が上限になっている。駐車場・駐輪場は、土地開発公社が所有しているため、区は15年度の予算案に、同地の取得費用などとして37億86百万円を計上した。
 区によると、新庁舎は8~9階建て延べ3万0500平方メートル(駐車場を除く)の規模を想定している。現状の容積率では、想定規模の建物を整備できないため、15年度中に地区計画を一部変更し、容積率の上限を400%程度まで引き上げる。基本構想と基本計画の策定業務も一括発注とする予定。4月に公募型プロポーザル方式で発注し、9月に基本構想、16年度前半に基本計画を策定する。庁舎の移転後、現庁舎の跡地を売却し、新庁舎の建設費の一部に充てる。
 現庁舎の所在地は中野4の8の1(敷地面積9585平方メートル)。隣接する「中野サンプラザ」を合わせた敷地(2ヘクタール)を核に、JR中野駅北口周辺(4・85ヘクタール)では複合施設とインフラの一体的な整備を計画している。区が14年6月にまとめた「区役所・サンプラザ地区再整備基本構想」では、14~15年度を事業構築段階、16~23年度を事業実施段階、24年度以降を事業運営段階に位置付けた。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。