工事・計画

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東京圏国家戦略特区会議/竹芝地区・虎ノ門4丁目地区の区域計画認定へ  [2015年3月6日4面]

竹芝地区再開発完成イメージ

 内閣府の東京圏国家戦略特別区域会議は、東京都港区内で民間企業らが再開発事業を計画している「竹芝地区」と「虎ノ門4丁目地区」の区域計画を近く認定する。4日に開いた3回目の会合で、計画案を了承した。月内にも正式認定される見通し。区域計画の認定により、容積率などの規制緩和が受けられる。国家戦略特区の特定事業で1月に先行着手した「日比谷プロジェクト」(千代田区)に続き、2件のプロジェクトが始動する。同日の会議後に会見した平将明内閣府副大臣は、「今後は速やかに(区域計画案の)認定申請を行い、世界から人材・資本・技術が集まる国際ビジネスやイノベーションの拠点として、経済的、社会的に大きな効果を期待したい」と述べた。都から要望された国家戦略特区の指定区域の拡大について、今後検討することも明らかにした。
 竹芝地区再開発の計画地は、新交通ゆりかもめ竹芝駅(港区海岸1の20の9ほか)の駅前にある都有地(都立産業貿易センター跡地、公文書館跡地など)。東急不動産、鹿島、久米設計のグループが都から土地を借り受け、二つの街区(A、B)に高層ビル2棟を建設する。10月着工、19年度全体開業を目指している。A街区には地下2階地上39階建て延べ約18万平方メートルの業務棟を、B街区には21階建て延べ約2万平方メートルの住宅棟を建設する。住宅棟は17年度に先行開業する。
 虎ノ門4丁目地区では、森トラストが地下4階地上36階建て延べ約21万平方メートル規模の超高層オフィスビルの建設を計画。16年1月の着工、18年度の完成を予定している。設計は安井建築設計事務所が担当。六本木・虎ノ門エリアの国際拠点化の取り組みの一環で、高層部には外国人向けのホテルやサービスアパートメントを、低層部には多言語対応の医療・生活支援施設、日本文化を海外に発信するための産業育成施設などを整備する。

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