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三井ホーム/2×4工法で4階建て老人ホーム建設/国内初、神奈川県鎌倉市に  [2015年3月10日2面]

あっとほーむ鎌倉山の完成予想

 三井ホームが、神奈川県内で木造4階建ての老人ホームを建設している。同社が2010年から取り組んでいるツーバイフォー(2×4)工法による大規模木造建築で、この工法で4階建て老人ホームを施工するのは国内初という。高齢化施設の需要拡大を受け、年間20棟のペースで木造高齢者住宅の受注を目指す。
 施工しているのは、光陽会が発注した「あっとほーむ鎌倉山」。建設地は鎌倉市笛田5の1909ほか。設計監理・施工を三井ホームが担当している。建物は延べ2384平方メートルの規模で、1階に食堂や浴室などの共用スペース、2~4階に70室の居住スペースを配置する。1階の壁部分には大きな引き抜き力が発生するため、同社が開発した短期許容耐力200キロニュートンの留め具「ロッドマン」を採用。そのほかは通常の製材だけで建設することができる。
 同規模のRC造建築物と比べて3カ月短い9カ月で施工できるほか、高騰しているRC造の建設資材とほぼ同等の価格で建設できる。機密性に優れているため、冷暖房にかかるランニングコストも抑えられ、延べ2500平方メートル規模の介護施設だとRC造より125万円安い400万円で済むという。都市部での高齢者施設や高齢者住宅に対するニーズの高まりや、国による木材利用推進などを背景に同社は今後も2×4工法による中高層福祉施設の受注を目指していく方針だ。

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