工事・計画

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東京・中野区/区役所・サンプラザ地区再整備/民間2グループの事業概要書公表  [2015年4月9日4面]

再整備事業で提案された野村不グループ案(上)と三菱地所グループ案

 東京・中野区は、JR中野駅北口で進める「区役所・サンプラザ地区再整備事業」を支援する事業構築パートナーが提案した事業概要書を公表した。概要書を提出したのは、三菱地所グループと野村不動産グループ。区は両グループの提案内容などを踏まえ、12月までに事業の整備方針に関する中間報告書をまとめる予定。16年3月に方針の素案を固め、同11月の正式決定を目指す。
 対象区域はJR中野駅北口側の中野4丁目の一部(4・85ヘクタール)で、区役所や中野サンプラザ、中野税務署、NTTドコモ中野ビルなどがある。両グループの提案では、道路や新北口駅前広場などのインフラ基盤を造成するほか、複合施設やホール・コンベンション施設を建設する。駅周辺の回遊性向上を目指し、駅西側に整備する南北通路を起点に、同地区の駅前広場や駐車場、周辺地区へとつながる歩行者デッキも整備する。三菱地所を代表とするグループは、同社のほか、東京建物、NTT都市開発、三菱地所レジデンス、鹿島で構成する。同グループの提案では、地区のランドマークとなる高層タワーを駅に面して配置。中野サンプラザの機能を継承するホール・コンベンション施設も整備する。高層タワーは、低層部に商業施設を配し、ホテルやオフィス、住宅も入る。
 野村不動産を代表とするグループの構成員は、清水建設、住友商事、第一生命、東急不動産。同グループの提案では、新北口駅前広場を移設し、駅南側に直結する高層ビル(高さ約170メートル)を配置。大きなフロア面積を確保した高機能・高品質のオフィスや住宅、低層部には商業施設を入れる。地区内には国際会議や中野区の文化をアピールするイベントを開催するホール・コンベンション施設も整備する。区は、14~15年度を事業構築段階、16~23年度を事業実施段階、24年度以降を事業運営段階に位置付けているが、具体的なスケジュールは未定。

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