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国交省、厚労省/担い手確保・育成へ15年度は約30施策展開/助成金活用支援  [2015年4月27日1面]

 国土交通、厚生労働両省は、15年度に取り組む建設業の人材確保・育成策をまとめた。魅力ある職場づくりや、若年者の入職促進と育成に向けた環境整備など約30施策をパッケージ化。厚労省が建設業向けに設けている助成金を企業や団体が活用しやすくなるよう両省で支援していくほか、建設業の魅力発信にも引き続き取り組む。
 今回の人材確保・育成策の周知を図るため、国交省は主要な建設業団体を順次訪問し、施策内容を説明する予定。5月から全国10の地域ブロック別に開く社会保険未加入対策の地方説明会(全国キャラバン)でも、施策への理解と支援制度の積極活用を呼び掛ける。施策は、社会保険の加入促進など技能労働者の処遇を改善する「魅力ある職場づくり」、建設業の魅力向上や入職促進を主眼に置いた「人材確保施策」、関係団体などが連携して取り組む「人材育成施策」の3種類に分けられる。
 魅力ある職場づくりでは、国交省は社会保険未加入対策として法定福利費を内訳明示した見積書の活用状況について調査。法定福利費を担保する措置も検討する。未加入対策の浸透を図る全国キャラバンでは、地方自治体や業界団体に加え、企業にも説明会に参加してもらい、対応を促す。厚労省は、人材育成策として「建設労働者緊急育成支援対策」を15年度に始める。型枠など技能者が不足している職種の訓練から就職支援までを一括して実施し、新規技能者を初年度で600人養成する事業を建設業振興基金に委託して進める。中小建設業者の就業規則の整備といった雇用管理の改善を支援するため、専門家によるコンサルティングやセミナーの開催なども開始する。

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