工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

東京女子医科大学/東医療センター移転で足立区と覚書交換/16年度候補地選定  [2015年4月30日4面]

握手する上野院長(左)と近藤区長

 学校法人東京女子医科大学(吉岡俊正理事長)は28日、大学病院の「東京女子医科大学東医療センター」(東京都荒川区西尾久2の1の10)を東京都足立区の江北エリアに移転するため、足立区と「東京女子医科大学東医療センター移転に関する覚書」を交わした。今後、病院建設や運営などに関する協議を進め、基本協定を結ぶ。16年度中に建設候補地を選定。17年度に区が土地を取得し、病院側に貸与する。
 新病院の建設地は、足立区の日暮里・舎人ライナー江北駅を中心としたエリアで「江北エリアデザイン」の検討地域内で選定する。エリアデザインは16年度中に策定。小・中学校の統廃合や都営住宅の建て替えなどで創出した余剰地を病院の建設地に活用する方向だ。敷地面積1ヘクタール、延べ床面積約3万平方メートルの規模で約500床の病院を建設する予定だ。第3次救急病院や災害拠点中核病院、がん治療センターなどの機能を入れる。
 上野恵子院長は同日記者会見し、「区の東北圏の中核病院として地域に貢献し、介護と医療が密着したサービスを提供したい」と述べた。近藤やよい区長は「区民の要望の一つが大学病院など大規模病院の誘致で、一日も早い開業を目指し、スケジュールにスピード感を持たせながら課題を解決していく」と意気込みを語った。
 現在の東医療センター(敷地面積約1万5000平方メートル)は、32診療科があり、規模は延べ約2万8000平方メートルで495床。敷地の3分の2は東京電力の所有地で、高圧電線が上空や地下にあることから、安全面や高度医療機器の使用に課題があり、移転を決めた。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。