工事・計画

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小田急電鉄/新宿駅西口で大規模開発検討/3カ年経営計画、海老名に新施設  [2015年5月1日4面]

新宿駅西口には保有建物が集積している

 小田急電鉄は、新宿駅西口(東京都新宿区)に点在する小田急百貨店、小田急ハルク、新宿スバルビルなど自社施設を中心とした開発計画の検討に入った。4月30日に発表した3カ年の新中期経営計画(15~17年度)の重点施策に位置付け、開発計画の早期具体化に取り組む。同社は国内最大のターミナル駅である新宿駅周辺の開発を主体的に進めることにより、グループ収益の増大、事業拠点エリアの都市間競争力の強化を図る。
 新宿駅西口周辺で所有する小田急電鉄の施設は、小田急百貨店(賃貸面積約6万1000平方メートル)、小田急ハルク(同約2万6000平方メートル)、新宿ミロード(同約8600平方メートル)、新宿スバルビル(同約1万2000平方メートル)の4棟。地下街の小田急エース(同約3100平方メートル)も所有する。大半の施設が1960年代に開業し、建物・設備の老朽化が進んでいるという。現時点で開発計画の詳細は未定。新宿駅を発着駅とする小田急電鉄にとって、同駅周辺の開発事業を契機に、施設の機能更新と魅力向上に取り組む。既に大規模開発が進んでいる渋谷など周辺エリアとの都市間競争で優位性を保持したい考えだ。
 同社は、このほかにも沿線の中核駅で開発計画を推進中。神奈川県海老名市のJR海老名駅と小田急線海老名駅の間にある所有地(敷地面積約4万5000平方メートル)では、15年度内に施設計画などを盛り込んだマスタープランを策定し、16年度に新しい施設の建設工事に着手する予定。
 新中期経営計画では、15年度に646億円、16年度に552億円、17年度に651億円の設備投資を行う。3年間の投資額のうち400億円は成長投資枠とし、ホテルや商業施設など開発事業を展開するための不動産取得に充てるという。

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