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ターニングポイント/INA新建築研究所・片桐裕明社長/20代で支店立ち上げ  [2015年6月9日3面]

片桐社長

 札幌支店を立ち上げるため、29歳で北海道へ赴任したINA新建築研究所の片桐裕明社長。いざ事務所に行くと「何もない部屋に黒電話がごろんと転がっていました。これからどうすれば良いのかと、あぜんとしました」と話す。一人で設計から営業、机やいすの手配、スタッフの採用まですべてを手掛け、特に今までやったこともない営業には苦戦したという。一から顧客を開拓するため「何が顧客のためになるのか、メリットになる情報はないか」と必死にお客さんのところに行く用事を考えた。
 ある日、仕事で知り合った人と世間話をしている時、「交際費の使い方が分からないので教えて下さい」と聞いたのをきっかけに親しくなり、お互いの事務所を行き来する仲にまでなった。その人とのつながりで初めて大きな仕事を受注できたという。現在数多く手掛けている再開発プロジェクトでも「顧客が何を求めているか、それに何を提案できるのか」を考え続けており、札幌での経験が今の原点になっていると振り返る。

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