工事・計画

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池袋駅西口地区再開発(東京都豊島区)/基本構想見直し、高層ビル3棟配置/協議会  [2015年6月30日4面]

基本構想案のイメージ

 東京都豊島区の池袋駅西口で再開発を計画している「池袋駅西口地区まちづくり協議会」(後藤文男会長)は、1月に事業検討区域が約3・7ヘクタールから約4・5ヘクタールに拡大したことを受け、再開発の基本構想案を見直した。区域内に3棟の高層ビルや駅前広場などを配置する。都市再生特別地区の指定を前提に、今後は建物規模や事業スケジュールを含めた詳細な事業計画を策定する作業に入る。構想案を地権者に提示し、今秋に設立予定の準備組合への加入促進を図る考えだ。
 同協議会は昨年まで、池袋駅西口一帯(西池袋1の8の一部、13~20、26~28)を対象に再開発を検討していたが、1月に東武鉄道が協議会に参加することが決まったため、東武百貨店池袋本店(西池袋1の1の25)を含めたより広範囲にわたる再開発の検討に着手していた。協議会には街づくり協力者として三菱地所が参画している。新たな基本構想案では、駅直結で2棟の高層ビル、広場を挟んで1棟の高層ビルを配置。駅前広場は歩行者優先の空間とし、区域北側にバスターミナルを設ける。昨年まとめた旧構想案のコンセプトを踏襲し、商業、業務、住宅、宿泊の各機能が複合化した開発を想定しているとみられる。再開発の検討区域を含む池袋駅周辺地域(約143ヘクタール)は、政府により「特定都市再生緊急整備地域」の候補に選定されており、夏から秋ごろの指定が見込まれている。これを踏まて協議会は、事業検討区域を都市再生特別地区に指定してもらうことで、容積率の割り増しなどを目指す。区域内の地権者149人の協議会への加入率は現在7割程度。構想案の周知活動を通して、準備組合設立時にさらに多くの地権者の加入を促していく。

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