論説・コラム

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回転窓/なくなる仕事と生まれる仕事  [2015年7月29日1面]

 テクノロジーの進歩で「職業」はどう変化していくか。4月に出版された『あと20年でなくなる50の仕事』(水野操著、青春出版社刊)の著者は、今後なくなってしまうかもしれない仕事や、逆に新しく生まれてくるかもしれない仕事を展望している▼コンピューターが徐々に仕事を奪っていくであろう職業に挙げられているのは、単に売るだけの営業マンや長距離ドライバー、電気や水道、ガスのメーターをチェックする周回業務など。タクシーも無人運転になるかもしれないと予測する▼確かにスマートメーターの導入が進むと、人手を掛けた検針業務などは要らなくなる。だが、電気やガスの検針員が顔を見せるのを楽しみにしているお年寄りも少なくないと聞く▼そうしたライフライン事業者と協定を結び、高齢者など住人の変化を早期に把握する施策を講じている自治体もあるという。テクノロジーの進歩には期待するが、地域密着の仕事まで無くなってしまうことには疑問符が付く▼冒頭の本は、建築士や記者・編集者などを、時代に合わせて変化しながら生き残る職業に挙げる。ご興味があれば一読を。

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