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凜/東亜グラウト工業管路メンテグループ技術開発室・平野美礼さん  [2015年12月21日16面]

平野美礼さん

 ◇的確な技術翻訳で現場を支援したい
 カナダの大学を卒業後、地元の神戸市で秘書として勤務していた。結婚を機に東京へ移り、得意の翻訳が生かせる東亜グラウト工業の海外事業部で採用が決まった。今年で入社6年目。現在所属する管路メンテグループは下水管路の調査や洗浄、更生を手掛ける。海外の技術資料やカタログ、メールの翻訳に加え、通訳、管路の更生材料の輸入業務なども任され、忙しい日々を送る。
 「英語が話せれば何とかなると思っていたが、専門用語は日本語で言われても難しい」。図書館で調べたり、先輩や上司に図解してもらいながら的確な技術翻訳に努めているという。初めて日本に入ってくる技術も少なくない。「新工法のマニュアルを訳した後に、現場の技術担当から『手順が分かり工事がうまくいった』と言われるとうれしい」と笑顔を見せる。
 ボールを管内に転がし音を取りながら漏水を発見する「スマートボール・システム」や、管内を氷で洗浄する「アイスピグ管内洗浄工法」など、同社が得意とする海外技術の中には、自身が初めて翻訳を手掛けた技術もあるという。
 「下水道と言うと、あまり良いイメージを持たれないが、快適な暮らしを支える重要インフラ」。身近に感じてもらうため、新聞社が主催する座談会に参加して意見を述べるなど広報活動にも積極的だ。「3歳になる娘と一緒に過ごす時間が一番のリフレッシュ。散歩に出掛けた時、地域で異なるマンホールの絵柄を見付けて楽しんでいる」。
 (ひらの・みれい)

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