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国交省/直轄事業で初のECI方式導入/熊本災害復旧のトンネル工事で  [2016年7月13日1面]

 国土交通省は、直轄事業で初めて設計段階から施工者が関与するECI(アーリー・コントラクター・インボルブメント)方式を導入する。熊本地震の被災地で行うトンネル工事で、早期に事業を進めるのが狙い。受注者選定には、最も優れた技術提案を行った参加者と価格や施工方法を交渉して契約相手を決定する「技術提案・交渉方式」を取り入れた入札契約方式を採用する。13日付で九州地方整備局がWTO政府調達協定が適用される一般競争入札案件として公告する。=11面に入札公告の詳細
 ECI方式を導入するのは、熊本57号の災害復旧として実施する二重峠トンネル(熊本県阿蘇市~大津町)。延長約4キロのトンネル復旧を阿蘇工区と大津工区の両側から進める2件の工事を一括して公示し、審査する一括審査方式の試行工事にもなる。
 今回のECI方式による技術協力では、同時並行で進める詳細設計に、早期復旧の観点から施工者の持つノウハウを取り入れる。競争参加資格は、公告に示した条件を満たした単体、特定JV、地域維持型建設共同企業体(地域維持型JV)とする。
 ECI方式や技術提案・交渉方式は、改正公共工事品質確保促進法(公共工事品確法)の運用指針にも示された多様な入札契約方式のメニュー。技術提案・交渉方式は、近畿地方整備局が5月に公告した「国道2号淀川大橋床版取替他工事」に次いで2例目となる。

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