工事・計画

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鉄道運輸機構関東甲信工事局/リニア・中央アルプストンネル(山口)工事/鹿島JVに  [2016年7月27日4面]

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構鉄道建設本部関東甲信工事局は、15日に一般競争入札(WTO対象)を開札した「中央新幹線、中央アルプストンネル(山口)」工事の落札者を137億9599万円で鹿島・日本国土開発・吉川建設JVに決めた。長野県南西部から岐阜・愛知県境へと連なる木曽山脈を貫く中央アルプストンネル(延長約23キロ)のうち、初弾工事となる延長約4・7キロを整備する。
 施工者選定では総合評価方式を採用。11JVが参加(うち4JVが無効)し、鹿島JVの入札額は5番目に低い額だったが、標準点+加算点155点で1位となり、逆転落札した。
 入札にはほかに大林組・奥村組土木興業・市川工務店JV(入札額137億8000万円、標準点+加算点146・75点)、清水建設・三井住友建設・東急建設JV(137億8800万円、152・5点)、鉄建・五洋建設・りんかい日産建設JV(137億7400万円、146・5点)、戸田建設・あおみ建設・矢作建設工業JV(138億4830万円、146・25点)、飛島建設・大日本土木・アイサワ工業JV(137億8600万円、148点)、西松建設・若築建設・岩田地崎建設JV(138億3800万円、149・5点)が参加した。予定価格や低入札価格調査の基準額は契約締結後に公表する。
 工事場所は長野県南木曽町~岐阜県中津川市内(中央新幹線品川起点204キロ533メートル~209キロ186メートル間)。中津川市側の山口非常口(斜坑、延長301メートル)と、中央アルプストンネルの本線部(延長4653メートル)を整備する。工事で使用する主な資機材は生コンクリート約3万5000立方メートル、セメント約5000トン、鋼製支保工約1670基、ロックボルト約3万1000本など。工期は76カ月間。
 長野~岐阜県間に整備する中央アルプストンネルの発注手続きは、JR東海から関連業務を受託した鉄道運輸機構が担当する。16年度の発注見通しによると、長野県飯田市に整備するトンネル工事(延長7200メートル)の施工者を決める一般競争入札(WTO対象)を第3四半期に行う予定だ。

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