工事・計画

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大阪市/大阪新美術館建設基本設計(北区)WTOコンペ手続き開始/2段階審査方式  [2016年8月8日12面]

 大阪市は5日、21年度中の開館を目指す「(仮称)大阪新美術館」の設計委託先を選定する公募型設計競技の手続きを開始した。大阪の新たな文化芸術拠点として延べ床面積約1万5000平方メートルの美術館とレストランなどサービス施設を建設する計画。29日から9月2日まで参加表明書を受け付ける。2段階審査方式を採用し、学識経験者で構成する審査評価会議が17年2月中旬に最優秀案を選定する。
 業務名は「(仮称)大阪新美術館建設工事基本設計業務(建築・設備)」。WTO対象。参加資格は1級建築士事務所で、延べ床面積2000平方メートル以上の施設の新増築工事の設計実績を有することなど。共同事業体を結成することもできる。
 9月23~30日に第1次審査書類(設計構想提案書)を受け付け、審査会議が第2次審査の参加者を5者程度選ぶ。第2次審査用の設計提案書は17年1月6~16日に受け付け、審査会議による公開プレゼンテーションと公開ヒアリングを経て、2月中旬に最優秀案を選定し、設計候補者として契約交渉を進める。
 建設地は北区中之島4の32の14(敷地面積1万2874平方メートル)。業務内容は新美術館建設工事の建築・設備の基本設計。履行期間は17年9月29日。基本設計に続き、実施設計と工事監理業務を別契約で委託する予定だ。
 新美術館の規模は延べ約1万5000平方メートル。内訳は展示エリアが約3400平方メートル、コミュニケーションエリアが約2100平方メートル、保存研究エリアが約2500平方メートル、管理エリアが約5300平方メートルなど。約500~1000平方メートルのサービス施設(カフェ、レストラン、ミュージアムショップなど)も設ける。概算工事費は諸経費・税込みで130億円以内。
 18年度に設計業務を終え、同年度末に建設工事に着工、21年度春ごろの完成を目指す。完成後は維持管理を含む運営業務のみを民間事業者に委ねる「運営型PFI」の導入を想定している。
 市では、4900点を超える貴重な近現代美術コレクションを所蔵しており、大阪の都市格向上に貢献する美術館を目指していく方針だ。

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