BIMの課題と可能性

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BIMの課題と可能性・159/樋口一希/BIMをめぐる最新情報  [2017年3月23日]

構造計算プログラム/鉄骨専用CADとの双方向の連携を実現

 掲載日が火・木曜日の2回となったのでソフトウエアのバージョンアップやイベントなどタイムリーな情報提供もできる。直近の公開情報に基づき報告する。関連ワードで検索するとサイトにて情報取得可。事前登録もあるので要留意。


 □「ARCHICAD」のアドオンソフト「ST-Bridge Converter for ARCHICAD」で構造系ソフトと連携□


 BIMソフト「ARCHICAD」のベンダーであるグラフィソフトジャパンは、buildingSMART Japanによって開発された構造分野での標準フォーマット「ST-Bridgeファイル」を扱うためのアドオンソフトエア「ST-Bridge Converter for ARCHICAD」の提供を開始すると3月14日付で発表した。

 ARCHICADのモデルから構造要素(柱、梁、床、壁など)をST-Bridgeデータとして出力した後、構造計算プログラムや鉄骨専用CADなどの構造専用ソフトウエアで計算・設計し、再度、ST-Bridgeデータ経由でARCHICADに読み込むことによって双方向でのデジタル連携を実現。これによって従来までのCSV/IFCによる連携に加え、新たにST-Bridgeデータを扱う一貫構造計算プログラムや鉄骨専用CADとの連携も可能とした。入手は出典元ニュースリリースに記載のダウンロードセンターより。


 □環境振動の予測評価に用いる解析モデルを自動作成するツールに簡易モデル作成機能追加□


 大成建設では、車両・人の通行、屋内外に設置した機械稼働時の振動、風などにより建物のある敷地周辺や建物内で日常的に発生する微小振動=環境振動の予測評価に必要な解析モデルを自動作成するツール「T-BIMR Vibration」に、建物部材の形状を単純化して短時間で自動作成する簡易モデル作成機能を追加した。

 従来、部材の形状や使用材料などの属性情報を有するBIMデータを基に、環境振動を予測評価するために必要な解析モデルを自動作成するツール「T-BIMR Vibration」を開発し、部材形状を再現した詳細モデルを用いて高精度な予測を実施してきたが、詳細モデルでは解析可能な建物がRC造建物に限定される上、時間もかかるとの課題があった。そのため建物の構造や規模を問わず、短時間で解析モデルを自動作成できる簡易モデル作成機能を追加したもの。出典:3月8日付ニュースリリース。


 □省エネルギー計算書の作成を支援するソフトの新発売+割引キャンペーン+セミナー開催□


 建築ピボットでは、平成28年省エネルギー基準に対応した省エネルギー計算ソフト「SAVE-建築 Ver.4」を2月23日付で新発売、合わせて6月30日まで割引価格で購入できるキャンペーン実施中。

 「SAVE-建築 Ver.4」は、建築物(非住宅)について建築物省エネルギー法で定められた届け出に必要な省エネルギー計算書の作成を支援するもので、建物の外皮の性能(PAL)と1次エネルギー消費量を計算し、所管行政庁に提出する計算書を作成できる。

 関連して建築ピボットスクール東京校では、「SAVE-建築 Ver.4」の半日無料体験コースを3月31日に開催する。出典:同社サイト。


 □受注から検査・納品に至るi-Constructionの業務フローをマンガで解説した電子ブックを配布□


 土木施工工事業界向けのソフトベンダーである福井コンピュータは、3次元測量/点群処理/設計データ作成/出来高管理/ICT検査に関わる情報提供を行うi-Construction Special SITEにおいて、「マンガでわかる:i-Constructionアイコンサプリ電子ブック」を無料公開している。

 受注から施工計画、測量、3Dデータ作成、情報化施工、出来高計測、検査、納品に至るまでの業務フローに即して、ICTがどのように運用されるのかをわかりやすく解説したもの。

 〈アーキネットジャパン事務局〉(毎週火・木曜日掲載)

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