工事・計画

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堺市/大浜北町市有地活用事業(堺区)/アゴーラ・ホスピタリティーJVに  [2017年6月1日10面]

完成イメージ

 ◇ホテルなど延べ約3・9万平米
 堺市は5月31日、「大浜北町市有地活用事業」の事業者公募プロポーザルでアゴーラ・ホスピタリティー・グループ(東京都港区)とタガミ(大阪市吹田市、設計)、堺土建(堺市西区、施工)でつくるJVを優先交渉権者に決めたと発表した。堺旧港エリアの市有地約1・7ヘクタール(堺区大浜北町3の1)にホテルや飲食、物販などの機能を複合化した施設の整備を提案。規模はSRC・S造12階建て延べ3万8735平方メートル。7月に費用負担や定期借地に関する契約を結び20年夏ごろの開業を目指す。
 JVは施設を「貿易港としての風格と衣・食・住・遊の融合拠点、アーバンリゾートタウン『ポルトマーレ(仮称)』」と名付けている。
 場所は南海電気鉄道南海本線堺駅から西側一帯。国道28号に接しており阪神高速湾岸線大浜出入り口にも近い。土地は東側の「用地A」(敷地面積約1万0500平方メートル)と、西側の「用地B」(同約2080平方メートル)で構成。
 JVは用地Aに12階建てのホテルなどの施設(延べ3万4895平方メートル)を、用地Bに高さ45メートルの立体駐車場・店舗を提示している。
 1階に駐車場(乗用車247台、大型バス5台、立体駐車場分含む)、2階に都市型マルシェスペース・物販飲食施設・アンテナショップ、3階にシーフードレストラン、4階にスパ・エステティックサロン・温浴施設、5~12階にホテルを配置する。
 アゴーラ・ホスピタリティー・グループは南海電気鉄道南海本線堺駅前に「ホテル・アゴーラリージェンシー堺」(客室241室)を営業中。営業中のこのホテルから近い場所にある市有地に270室を確保し、拡大するインバウンド(訪日外国人旅行者)需要に対応する。民間施設の総事業費は約130億円。公共施設整備費約7億3000万円で親水護岸への連絡橋などを建設。
 JVでは50年未満の事業用定期借地権契約を提案。借地料は月額約300万円。
 「大浜北町市有地活用実施方針策定支援業務」は三菱UFJリサーチ&コンサルティングが担当。
 市は前回、12年8月にこの市有地にイベント・親水などの機能を備えた公的施設整備と、物販・飲食施設の展開を希望する企業(JV)を公募。
 14年3月に事業を担うJVを選定したがその後、JV代表企業が事業から撤退したため、市は事業中止を決定、再公募の準備を進めていた。

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