工事・計画

このエントリーをはてなブックマークに追加 文字サイズ 

岐阜県/新庁舎建設/行政棟は20階建て程度、延べ6万6000平米  [2017年6月28日9面]

岐阜県新庁舎の配置図

 岐阜県は、基本設計を進めている新庁舎建設事業の施設概要を公表した。行政棟はS造(免震構造)20階建て程度、延べ床面積は約6万6000平方メートル。最高高さは約100メートルで最上階に展望フロアを設ける。行政棟と議会棟、県民サービス棟は低層部をガラス張りの渡り廊下でつなぐことで統一感を持たせる。エリア分け空調システムの採用など環境にも配慮し、建築環境総合性能評価システム(CASBEE)のSランク取得を目指す。9月から行政棟と議会棟の実施設計に移行する。
 設計は日建設計・大建設計(岐阜市)・岬建築事務所(岐阜市)JVが担当。行政棟以外の施設の規模は、議会棟がS造(耐震構造)5階建て程度、延べ約1万3000平方メートル。県民サービス棟はS造(耐震構造)4階建て程度、延べ約1万2000平方メートル。当初より行政棟の延べ床面積を増す一方、県民サービス棟を縮小した。
 新庁舎は機能を優先したシンプルな形状とした。防災面では、行政棟の4階部分を危機管理フロアに充て常設の災害対策本部スペースを確保。500人規模の災害対応関係者が情報共有や連携可能なオープンスペースとする。ライフサイクルコストに配慮した「長寿命な県庁舎」を目指し、メンテナンスが容易なアウトフレーム構造を採用。環境面では屋上緑化や高断熱ガラスの採用、昼光利用による照明の調光・点滅制御、地下水の空調利用などに取り組む。タイルや石材、木材など県産材も活用する。
 行政棟・議会棟の実施設計は19年9月までに完了させ、同年度内に入札、契約する。工期は約36カ月。新庁舎の建設工事費は約500億~550億円(外構整備費、解体費など除く)を見込んでいる。建設地は現庁舎東側(岐阜市藪田南)。

この記事へコメント

メールアドレスが公開されることはありません。

インフラ・ビジネス最前線―ODAの戦略的活用
 途上国や新興国で日本の民間企業が行うイ...続きを読む
建設業で本当にあった59話の心温まる物語
およそ500万人が働く建設業界。それぞれ...続きを読む
作業現場が危ない?!熱中症予防・対策マニュアル
熱中症は、早期の対処で重症化を防げる疾患...続きを読む
中小企業の事業性を向上させる税理士の経営支援
身近な専門家である税理士の支援を受け、中...続きを読む
DVD 道路工事の労働災害・公衆災害
安全教育用DVD「つくる!安全現場の一年...続きを読む