国際法務総合センター 運営開始

2017年11月27日 特集

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 東京都昭島市で建設が進められていた「国際法務総合センター」が完成した。東日本成人矯正医療センター(八王子医療刑務所)、矯正研修所、国連アジア極東犯罪防止研修所、法務総合研究所国際協力部、公安調査庁研修所を移転・集約したもので、一元管理による効率化や矯正医療の充実を図る法務行政の中核施設となる。維持管理・運営にはPFI手法を導入、民間のノウハウを活用し、より低廉で質の高いサービスが提供される。中でも矯正医療については、高度化する一般社会の医療水準の確保や医療スタッフ不足の解消など喫緊の課題となっている医療環境の改善が期待されている。また、体育館の一部開放などを通した〝理解される施設〟を目指しているのも特徴だ。設計を法務省大臣官房施設課、施工を大成建設、大林組、竹中工務店らが担当した。矯正研修所、国連アジア極東犯罪防止研修所、法務総合研究所国際協力部、公安調査庁研修所は既に稼働しており、東日本成人矯正医療センターも来年運営を開始する。きょう27日、落成式が行われる。

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