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YKKAP/18年早期に米ロサンゼルスに支店開設/全米展開へ体制整う  [2017年12月27日1面]

アルミ建材を一貫生産している米ダブリン工場

 YKKAPは、2018年の早期に米国西海岸のロサンゼルスに支店を立ち上げ、全米での事業活動をスタートさせる。1991年の米国進出以降、東部や中部を中心に拠点を増やしてきたが、空白地帯だった西海岸にいよいよ進出。米国のほぼ全土でビル用アルミ建材や住宅用樹脂窓を販売するための拠点網が完成に近づく。
 同社は91年に現地法人のYKKAPアメリカ社(ジョージア州アトランタ)を設立。翌92年にアルミ建材を一貫生産するダブリン工場(同州ダブリン)を稼働させ、米国での生産・販売を開始した。
 ビル用アルミ建材に加え、07年からは住宅用樹脂窓の本格販売に着手。14年には西部テキサス州に加工工場と配送拠点を開設し、全米展開に王手をかけた。
 現在は本社のほか、アトランタやシカゴなど9カ所の支店と3カ所の工場を置き、店舗・集合住宅、商業ビル用のアルミ建材、カーテンウォール商品、住宅用樹脂窓を販売している。
 米国進出の初期には1億円程度だった売上高は約220億円(15年度実績)にまで拡大。アメリカ社はYKKAPの海外事業の稼ぎ頭に成長している。
 アメリカ社は昨年5月に設立から25周年を迎えた。手薄だった西海岸に目配りするための拠点を来年開設し、全米に打って出る。同社の堀秀充社長は米国事業について「(住宅などの)小規模案件8割、(ビルなどの)大型物件2割の受注バランスを維持する。8割の小型物件で着実に利益を稼いでいるため、アメリカ社の利益率は相当高い」と現状を分析する。
 今後については「米国市場は戸建て住宅の窓だけで1兆円もの規模がある。07年から展開している樹脂窓ビジネスがさらに伸びれば相当な利益を取れる」と展望している。

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