工事・計画
横浜市/国際旅客船拠点形成計画/超大型客船対応など受入機能強化 [2018年1月4日5面]
横浜市は、「横浜港国際旅客船拠点形成計画」を作成した。日本を代表するクルーズポートとして船舶の大型化や寄港数の増加に対応し、クルーズ船の受け入れ機能を強化する。横浜ベイブリッジの下を通過できない超大型客船への対応策として、ベイブリッジ外側に超大型客船が優先的に着岸できる岸壁を配置する。整備目標は横浜港港湾計画と同じ2025年としている。
横浜港は17年7月に国土交通省から「国際旅客船拠点形成港湾」に指定された。市はその規定に基づき拠点形成計画を作成した。拠点は将来的には、横浜港のメインターミナルである既存の大さん橋国際客船ターミナル、新港ふ頭に建設予定の新客船ターミナル、山下ふ頭、本牧ふ頭の4カ所を想定。それまでは暫定的に大黒ふ頭の自動車専用船岸壁を活用する。
計画によると、大さん橋国際客船ターミナルは、引き続き横浜港のメインターミナルと位置付け、横浜都心臨海部のにぎわい創出拠点としての発展を目指す。
新港地区客船ターミナル(仮称)はCIQ(税関・出入国審査・検疫)機能を備えたサービス・商業施設を整備するとともに、みなとみらい21地区の立地を生かしたにぎわい拠点の形成を図る。計画水深は9・5メートルで、11万6000総トン級客船に対応する。
17年12月に横浜岡田屋を代表企業とするグループ「(仮称)Yokohama Pier9」が整備事業者に選定されている。建設地は中区新港2の14の1。敷地面積は約1万7400平方メートル。施設は5階建て延べ2万8600平方メートルの規模を想定。19年春ごろに一部供用を開始、同秋の全体竣工を目指す。
山下ふ頭はふ頭の再開発と一体的に整備を進め、ホテルシップなどの新たな客船受け入れ需要にも柔軟に対応する。
本牧ふ頭は超大型客船の寄港に対応した多目的岸壁として、22万総トン級の客船受け入れを想定した計画としている。
暫定拠点となる大黒ふ頭は、自動車専用船岸壁を活用して超大型客船(マスト高55メートル超)を受け入れる。世界最大級のクルーズ船の複数同時着岸にも対応し、CIQ施設も整備する。19年に運用を開始し、25年には本牧ふ頭に機能を移す予定。
横浜港は17年7月に国土交通省から「国際旅客船拠点形成港湾」に指定された。市はその規定に基づき拠点形成計画を作成した。拠点は将来的には、横浜港のメインターミナルである既存の大さん橋国際客船ターミナル、新港ふ頭に建設予定の新客船ターミナル、山下ふ頭、本牧ふ頭の4カ所を想定。それまでは暫定的に大黒ふ頭の自動車専用船岸壁を活用する。
計画によると、大さん橋国際客船ターミナルは、引き続き横浜港のメインターミナルと位置付け、横浜都心臨海部のにぎわい創出拠点としての発展を目指す。
新港地区客船ターミナル(仮称)はCIQ(税関・出入国審査・検疫)機能を備えたサービス・商業施設を整備するとともに、みなとみらい21地区の立地を生かしたにぎわい拠点の形成を図る。計画水深は9・5メートルで、11万6000総トン級客船に対応する。
17年12月に横浜岡田屋を代表企業とするグループ「(仮称)Yokohama Pier9」が整備事業者に選定されている。建設地は中区新港2の14の1。敷地面積は約1万7400平方メートル。施設は5階建て延べ2万8600平方メートルの規模を想定。19年春ごろに一部供用を開始、同秋の全体竣工を目指す。
山下ふ頭はふ頭の再開発と一体的に整備を進め、ホテルシップなどの新たな客船受け入れ需要にも柔軟に対応する。
本牧ふ頭は超大型客船の寄港に対応した多目的岸壁として、22万総トン級の客船受け入れを想定した計画としている。
暫定拠点となる大黒ふ頭は、自動車専用船岸壁を活用して超大型客船(マスト高55メートル超)を受け入れる。世界最大級のクルーズ船の複数同時着岸にも対応し、CIQ施設も整備する。19年に運用を開始し、25年には本牧ふ頭に機能を移す予定。
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