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日建連/2月2日からキャリアアップシステム説明会/10月運用へ概要・料金など周知  [2018年1月12日1面]

 日本建設業連合会(日建連、山内隆司会長)は、10月に運用が始まる「建設キャリアアップシステム」の普及・推進活動に一段と力を入れる。会員企業向けの説明会を各支部ごとに2月2日から順次実施する。システム運営主体の建設業振興基金(振興基金)と共に概要や料金などを紹介。普及・推進策をまとめた日建連のロードマップに基づく会員企業の取り組みも周知する。
 システムは、技能者の経験と技能を業界統一のルールで蓄積・管理するのが特徴。登録した技能者にID付きのカードを付与する。事業者と、システムを利用する現場の登録が必要となる。
 説明会は9支部それぞれで行い、関東は2回開くことを想定している。システムの概要に加えて、効果・メリット、既存システムとの連携、代行申請を含む事業者と技能者の登録手続きの方法などの情報を提供する。日建連のロードマップには、22年度までに会員企業の全現場が登録を行うことを明記。「22年度末には登録現場においてはカードを保有しない技能者の入場を原則として認めない」といった普及・促進に向けた目標と、実行計画の策定など会員企業が取り組む措置も列記してある。説明会ではロードマップを周知し会員企業の対応を促す。21年度末までに原則土日閉所の週休2日の実現をうたった「週休二日実現行動計画」も説明する。
 現場登録の説明会は7月以降に開く予定。システムの運用開始後にも説明会の開催を視野に入れている。日建連は各支部にシステムの窓口を設置し、会員企業からの相談に応じる。振興基金からの受託業務として各支部管内の建設業者、技能者からの相談も事務局員が受け付けることにしており、担当者の教育を進める。
 日建連はシステムの稼働に伴い、技能者の経験が就業履歴として蓄積されていくことで、「専門工事業者にとっても大きな財産になる」(村田誉之建設キャリアアップシステム推進本部長)と見ており、処遇改善のためのツールなどとして役立てる考え。
 山内会長は、5日に東京都内で開かれた建設業関係11団体主催の新春賀詞交歓会で、システムに関し、「すべての技能者とすべての工事現場の登録を目指す大事業。幅の広いわが国の建設業界が一丸となって一つの目的に突き進む初めての機会になる」と期待を寄せ、登録をはじめとする稼働準備の推進に強い意欲を見せた。
 説明会の日程と会場は次の通り。
 △関東支部=2月2日、鉄鋼会館(東京都中央区)△中国支部=2月7日、広島県情報プラザ(広島市中区)△北陸支部=2月15日、興和ビル(新潟市中央区)△東北支部=2月20日、ハーネル仙台(仙台市青葉区)△九州支部=2月22日、福岡国際会議場(福岡市博多区)△中部支部=2月26日、愛知建設業会館(名古屋市中区)△四国支部=3月6日、香川県建設会館(高松市)△北海道支部=3月12日、北海道建設会館(札幌市中央区)△関西支部=3月14日、大阪建設会館(大阪市中央区)。

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