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川崎市/下水汚泥焼却灰のセメント原料化を再開/3月から、放射性物質の低減確認  [2018年1月22日5面]

 川崎市は3月から、放射性物質が検出されたため11年度から中断していた下水汚泥焼却灰のセメント原料化を再開する。専門家が実測値などからあらためて濃度推定を実施した結果、2月末にはセメント業界が設定した1キロ当たり100ベクレルの濃度を下回ると予測。市は推定結果を踏まえ、作業者らの安全性が確保されると判断し再開を決めた。
 市は資源を有効活用するため1999年度、入江崎総合スラッジセンターで汚泥焼却灰のセメント原料化を開始した。11年に発生した東京電力福島第1原発事故後、焼却灰から放射性セシウムが検出されセメント業者が取引を中止したため、中断していた。
 3月以降の新規焼却灰は事故前の手法でセメント原料化する。事故後の11~15年度分は浮島地区(川崎区)に保管しており、保管数量は17年12月末時点でコンテナ約1800基、下水汚泥焼却灰約1万9500トン。これらは仮保管を継続しながら処分方法を検討する。
 16年度以降の焼却灰は沈降性改善処理を行ってから、浮島廃棄物埋め立て処分場に搬入している。17年12月末時点の埋め立て数量は約2万2600トン。うち下水汚泥焼却灰は約5200トン。

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