工事・計画

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さいたま市/大宮駅GCS化構想案/東西通路や重層的交通広場整備  [2018年2月20日5面]

ターミナル街区の全体イメージ

駅前空間のイメージ

 さいたま市は、「大宮駅グランドセントラルステーション(GCS)化構想(案)」をまとめた。都市再生特別地区などを活用した街づくりの推進をはじめ、東西自由通路整備を含めた大宮駅の機能高度化や重層的な駅前広場、道路ネットワークの整備などを一体的に進める。今夏に構想を正式決定し、分野ごとに基本計画の検討などを実施。19年3月にGCS化構想の実現案を取りまとめる。
 対象は大宮駅や周辺交通基盤、周辺街区などを含めた範囲。構想案によると、街づくりの面では、ビジネスや商業、住宅などを東日本の交流拠点にふさわしい多様な都市機能を導入していく。東口街づくりの全体の調和に向けたルールづくりにも取り組んでいく。東口では、西、北、中、南の各地区で地権者らによるまちづくり組織が設立済みで、北地区では再開発準備組合が発足している。
 大宮駅では、北側に東西通路を新設して歩行者ネットワークを拡充する。シンボリックな歩行者軸や、個性ある路面店や飲食店が連なるにぎわい交流軸も形成していく。個別整備計画では、必要な規模や整備手法、費用負担などを詰めていく。大宮駅の機能高度化の面では、東西通路の整備と合わせた各鉄道路線間の乗り換え改善、鉄道上空利用のあり方、導入すべき公共的な機能などもこれから検討していく。
 交通広場は、地下にタクシー乗降場を設けるなど地下空間の活用も視野に入れて、コンパクトで利用しやすい形に再整備する。駅に近接して南北に通っている中山道の拡幅・地下化ことにより、交通容量を拡大することも盛り込んだ。交通広場と交流広場の配置では、4パターンを例示しており、今後、実現性の高い整備パターンを絞り込んでいく。
 市は、鉄道事業者や地元まちづくり団体などを交えた大宮駅GCS推進会議で検討を進めている。3月の次回会合に構想案を報告する予定。20年をめどに都市計画などの必要な手続きを進め、具体化につなげる。

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