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アジア航測/スマート精密林業を支援/森林資源の解析・路網計画を自動化  [2018年3月6日3面]

 アジア航測は航空レーザー計測で得た森林データを活用し、樹種や樹高、立木密度といった森林資源の解析や出材量の予測、路網計画の作成を支援するシステムを開発した。資源データは解析ソフトを使ってパソコンに色分け表示し、伐採する樹木や木材量を特定。地図データも活用して木材を運び出す路網の整備位置などを自動で算出する。解析成果は作業者のタブレット端末やスマートフォンにも送られ、現地での効率的な作業を支援する。
 林業支援システムは、ICT(情報通信技術)を活用したスマート精密林業の基幹技術の一つ。高精度の航空レーザーでデータを取得し、専用の解析ソフトで樹種の分布を把握するための林相図を作成する。林相図は広葉樹やヒノキ、マツ、スギなどに色分けして表示する。データから単木ごとの位置と樹高を把握し、間伐の指標となる立木密度や平均樹高、平均胸高直径などを算出し、優先的に間伐を行う箇所を把握する。
 樹木の伐採や運搬に使う車両が通行する路網の整備計画の作成は、航空レーザー計測結果を可視化するために開発した「赤色立体地図」を活用し、地面の高低差や細かな凹凸を把握。経路の縦断図や横断図の作成、概算土量の算出、出材量のシミュレーションまでを自動で行う。
 これらの解析成果は、管理事務所のパソコンだけでなく、作業者のタブレット端末やスマートフォンにも送信する「タブレット・スマートフォン用地理情報システム(GIS)アプリ」も開発。地図データなどを確認しながら、現地調査、路網ルート案の確認、進ちょく管理などの現地作業を効率的に進められるようにした。

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