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空調設備工事各社/19年春採用計画は即戦力重視/新卒横ばい、中途拡大  [2018年3月12日3面]

空調設備工事各社の人材採用計画

 日刊建設工業新聞社が空調設備工事会社8社に実施したアンケートによると、来春(19年春)入社の採用予定人数を公表した7社のうち1社が増加、4社が高水準だった今春(18年4月)と同様、ほぼ横ばいとなる採用を計画していた。一方、17年度(17年4月~18年3月)の中途採用は増加傾向にあり、18年度もこの動きが続くと見られる。
 来春の採用計画を公表した7社の合計人数は、461人(大気社は中央値で算出)。今春7社に入社する新入社員の総数は479人の予定で、ほぼ横ばいとなる見通しとなった。
 7社のうち増加を計画しているジョンソンコントロールズは、「継続的な事業成長のための人材確保」と回答。ほぼ横ばいを計画する4社は「将来の人員構成バランスを考慮し、安定的な採用数を維持するため」(新菱冷熱工業)、「現在の在籍人員を維持するため、採用人数は都度検討」(三機工業)などの理由を挙げた。
 新卒採用で目標数を達成する取り組みとして高砂熱学工業、新菱冷熱工業、ジョンソンコントロールズ、新日本空調、大気社などは、インターンシップ(就業体験)を積極的に実施している。このほか、学内での説明会や広報活動強化といった活動が目立った。
 特徴的な取り組みとして、新菱冷熱工業は学生が選考を受けやすいよう休日や夕刻での選考を実施。大成温調も他企業と連携した座談会を開いている。
 即戦力人材となる中途採用は増加傾向にある。中でも新菱冷熱工業は、16年度(16年4月~17年3月)が0人だったのに対し、17年度は28人と採用数を増やした。その理由を「受注拡大に向け、現有戦力で不足している特定・専門分野のスキルを持った人材拡充のため」としている。このほか、高砂熱学工業、三機工業、ジョンソンコントロールズ、ダイダンは、昨年度に比べ、ほぼ2倍の中途を採用する見込みだ。
 さらに、18年度の中途採用計画を公表した5社のうち3社が増加と回答。各社手持ち工事が多くある中、中途採用は引き続き過熱していきそうだ。

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