工事・計画

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名古屋市住宅都市局/路面公共交通システム導入構想/18年度に整備方針作成  [2018年3月13日8面]

 名古屋市住宅都市局は、2027年のリニア中央新幹線開業を見据え都心部への導入を検討している新たな路面公共交通システムについて、18年度に整備方針を作成する。LRT(次世代型路面電車)とBRT(バス高速輸送システム)の長所を生かした革新的なタイヤベースシステムの実現に向け、具体的なルート、導入車両、停留施設、事業スキームなどを盛り込む。
 16年5月に有識者らで構成する懇談会を設置、同7月に中央復建コンサルタンツ・豊田都市交通研究所JVに委託してシステムの在り方などを検討し、17年3月には導入に向けた基本的考え方を公表した。
 それによると、安心・快適・シンボリックなタイヤベースシステムの車両を名古屋駅と栄地区を結ぶ東西軸と名古屋駅、大須、栄、名古屋城を回遊する2ルートに走らせる。自動運転など先進的な車両誘導技術や燃料電池などの環境技術導入も検討する。
 走行空間は、専用または優先レーンを歩道側に設置する。ほぼ500メートルおきに設ける停留施設には運行状況、まちの案内などの情報提供機能、休憩・待合スペースを備える。運行間隔を10分以内として利便性を高め、まちのにぎわいにつなげる。 
 整備は2期に分けて行う。1期で、名古屋城天守閣の木造復元が完成予定の22年をめどに、名古屋駅と名古屋城間に運行させる。その後、2026年アジア競技大会開催や2027年のリニア開業を見据え、全体を整備する。
 この基本的考え方に沿って、17年度は事業化を目指した検討業務を中央復建コンサルタンツに委託して進めてきた。18年度に作成する整備方針には、ルートや導入車両、事業スキーム、運行事業者などを盛り込む。実現に向けては、導入ルートの一部で実証実験を行い、課題などを探る考えだ。

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