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宇都宮市ら/LRT整備事業の工事施行認可取得/全線新設、地方都市の新たなモデルに  [2018年3月22日1面]

住民説明会で提示した鬼怒川橋梁区間を走行するLRTのイメージ

 国土交通省は20日、宇都宮市や栃木県芳賀町らが申請していた次世代型路面電車(LRT)整備事業の工事施行を認可した。誰もが移動しやすい交通環境を整備することで、都市の持続可能性を高めることが狙い。22年4月の開業へ向けて、大きな弾みが付いた格好だ。=4面に関連記事
 今回認可が下りたのは、JR宇都宮駅東口から栃木県芳賀町に至る約15キロ。公設型上下分離方式で整備・運営する。停留所が19カ所、バスなど別の交通手段と連結するトランジットセンターは5カ所整備される予定だ。総事業費は約458億円。
 同市では17年ころをピークに人口が減少すると推定されており、高齢化率も大きく上昇すると見られている。しかし、自動車交通に過度に依存している現状があり、高齢者の運転免許返納も増えている中で、このままでは暮らしにくい都市になってしまうとの危機感があった。このため、LRTと、バスなどの地域内交通が連動した公共交通網を再編・整備して、ネットワーク型コンパクトシティーの形成を目指す。
 LRTは、既存路線を活用して富山市が整備した事例があるが、全線新設はこれが初めてとなる。人口減少が進む中での都市のあり方にも、一石を投じていきそうだ。

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