工事・計画

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JR東海/都内など3カ所でリニア新幹線説明会開く/大深度地下使用認可申請踏まえ  [2018年5月14日1面]

 JR東海は、リニア中央新幹線の東京・品川~名古屋間(延長約286キロ)建設プロジェクトで、深さが40メートルを超える大深度地下区間の使用認可申請について、東京都、神奈川県、愛知県の3カ所で10日に説明会を開いた。
 3月20日に国土交通相へ認可申請したことを踏まえ、沿線区市の住民や権利者などに事業概要などを説明。質疑応答で同社の担当者は、シールドトンネル工事の掘削土量が「都内区間で約600万立方メートル、品川~名古屋間で5000万立方メートル以上」になると明らかにした。
 説明会には東京約150人、神奈川約70人、愛知約130人が参加した。東京都品川区のきゅりあんで開かれた東京会場の説明会では、事業概要や区域を紹介した後、工事内容や安全対策、騒音・振動の抑制などの取り組みについて説明した。
 質疑応答では、工事期間と運行開始後の安全確保に対する質問のほか、シールドトンネルの掘削土について質問が目立った。掘削土の発生量について同社は「都内区間で約600万立方メートル、品川~名古屋間で5000万立方メートル以上」と説明。掘削土の運搬先は「国や周辺自治体と協議しつつ順次選定する」とした。
 説明会終了後、取材に応じた同社中央新幹線推進本部中央新幹線建設部土木工事部の吉岡直行担当部長は「事業の推進に向けて工事の安全や環境保全、地域との連携を重視し、丁寧に説明を重ねていく」と話した。説明会は東京都、神奈川県、愛知県の沿線区市で18日まで実施する。
 大深度地下使用の認可を申請した対象区間は「東京都品川区北品川3丁目~町田市小山町」(延長33・3キロ、地下41~121メートル)と、「愛知県春日井市坂下町4丁目~名古屋市中区丸の内1丁目」(延長17・0キロ、地下43~113メートル)。現在は国交省が審査を進めているほか、都内の沿線自治体4区市で9日から認可申請書の縦覧が始まっている。

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