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中日本高速会社/舗装補修にICT全面導入/高速3社で初、大成ロテックが施工  [2018年5月28日8面]

自動制御による施工の様子

 中日本高速道路会社は、東名高速道路の舗装補修工事で、ICT(情報通信技術)を全面的に導入した試行工事を高速道路会社3社で初めて実施したと発表した。17年度に発注した「東名高速道路(特定更新等)富士管内舗装補修工事」で、施工は大成ロテックが担当。昨年5月から今年8月までの工期で進めている。現在、導入効果の検証を進めており、今後もICTを活用した舗装補修工事をさらに展開し生産性の向上に取り組む方針。
 東名高速の沼津インターチェンジ(IC)~清水IC間、新東名高速の長泉沼津IC~新静岡IC間などを対象とした路面補修や床版防水工事で、概要はオーバーレイ1万4000平方メートル、切削オーバーレイ6万2000平方メートルなど。17年度に発注した舗装補修工事の受注者に同社が声を掛け、大成ロテックがICT舗装工の試行に応じた。
 実施内容は、▽トータルステーション(TS)とレーザースキャナー(LS)による事前測量▽舗装切削と舗装施工の3次元(3D)データ作成▽舗装掘削機とアスファルトフィニッシャーなど建設機械の自動制御▽TSとLSによる出来形管理。ICTを活用することで、路上で事前測量や出来形管理に携わる作業員の削減や安全確保につながったほか、作成書類などの作業も削減した。3Dデータを活用した建設機械の自動制御も問題なく稼働することを確認した。
 同社は、高速道路の建設工事や保全工事での安全性向上と生産性向上に向け、i-Constructionの取り組みを推進。14件でICT土工を実施(そのほか1件協議中)している。
 舗装補修工事は今回の試みが初めてだったが、検証を通じて得られたデータを基に従来工法に対する生産性効率を評価。測量精度や施工精度を踏まえた管理基準の見直しを進め、舗装補修工事でのさらなる安全性、生産性の向上を図っていく考えだ。

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