建設未来フォーラム

建設未来フォーラム

趣旨

建設業界は今、2024年という重要な転換期を迎えています。しかし、高騰する建設資材や、高齢化と担い手不足に伴う人件費上昇等の課題に立ち向かうためには、経営から現場における社内のあらゆるデータの整備・分析・活用が急務となっています。
このセミナーでは、新しい職域ともいえる建設ディレクターの取り組み、働き方改革推進のためにデータを活用している鹿島建設と、資材調達の円滑化など建設企業向けにデータ利活用プロジェクトを手掛けるGRIの講演を通して、建設業界におけるデータが導く意思決定の重要性と、様々な課題解決実例に基づく今できることについて考察します。

セミナーのご案内

テーマ

データの力で切り拓く建設業界の未来 〜データ駆動型の働き方と成果の追求〜


開催日時

2024年4月18日(木)13:30~15:30(約120分)


参加(視聴)方法

Zoomを利用したオンライン・セミナー


定員

300名
(事前登録制、先着順。参加費無料)


プログラム

第一部 基調講演
演題「建設業の働き方を変える建設ディレクターについて」
講師:田辺直子氏(一般社団法人建設ディレクター協会理事)
《講演概要》
現場とバックオフィスとの分業体制を築き、デジタルの見える化を促進することが、生産性向上や働き方改革の有効手段となることを、建設ディレクターの活躍を通して紹介します。建設ディレクターという新たな職域が取り組むDX、データ活用をお伝えします。


第二部 セールスフォース・ジャパン
講演「建設データの可視化と分析最前線 〜経営・現場の意思決定力を向上〜」
講師:髙梨成明氏(セールスフォース・ジャパン Tableau事業統括 エンタープライズ営業第一本部執行役員 営業本部長)
講師:河内美樹氏(セールスフォース・ジャパン ソリューション統括本部 Tableau本部 リードアカウントSE)
《講演概要》
建設業界は2024年、重要な転換期を迎えています。予測困難な自然災害が起因する判断や、先の見通しがし辛い調達コスト高騰に加え、労働環境/人員管理、経営から現場における社内外の様々なデータの整備、分析、活用が急務となっております。本セミナーでは 建設データの可視化&分析 最前線〜経営・現場の意思決定力を向上〜 と題して、膨大な建設データの利活用の重要性と活用例をご紹介いたします。


第三部 鹿島建設
講演「アクションに繋げるデータ活用 〜支店設計部でのTableau導入から展開まで〜」
講師:名倉真紀子氏(鹿島建設 関西支店建築設計部 設計主査)
《講演概要》
鹿島建設では、全社でDXを進めていますが、トップダウンの方針を待っているだけでは、今やるべきことややりたいことにたどり着けるとは限りません。私たちはさらに一歩踏み込み、支店の設計部門レベルで、自発的にデータ活用に取り組んでいます。この講演では、支店の一部署でもできる、データ活用の具体的な取り組み・広め方・楽しさについてご紹介します。


第四部 GRI
講演「数多くのデータ利活用プロジェクトから見えた、建設業各社のDXトレンド」
講師:古幡征史氏(GRI 取締役(Ph.D. in コンピュータサイエンス))
講師:高倉千紘氏(GRI データサイエンス事業部 マネージャー)
《講演概要》
データサイエンス企業GRIでは建設業の数多くのお客様向けにデータ利活用プロジェクトを実施してきました。そこで見えた典型課題(データ、データ基盤、ツール、組織、人、ビジネス環境などに起因)の整理とAIやBIを用いたデータ活用事例を共有します。その中でも、「資材高騰や情報の集約による利益に直結する建築部門での設備購買」と「大型工事で機械化が進む土木部門での大規模センサーデータ」の活用事例に焦点を当てます。


講師プロフィール

田辺直子氏 田辺直子氏(一般社団法人建設ディレクター協会理事)
ITとコミュニケーションで現場とオフィスをつなぐ「建設ディレクター」の立上げに関わり、約1,500 名の建設ディレクター育成にわる他、制度の定着に邁進する建設企業の技術者と建設ディレクターの業務連携の仕組みづくりに携わる。また、建設産業で働く人を増やすため、各地の建設団体との意見交換会やセミナーでファシリテーター、講師を務めている。建設ディレクターを通して若者や女性に建設業界ではたらく魅力と新しい働き方を伝え、働く人を増やすために情報を発信している。


髙梨成明氏 髙梨成明氏(セールスフォース・ジャパン Tableau事業統括 エンタープライズ営業第一本部執行役員 営業本部長)
1996年にIBMのBusiness Partnerに入社し大手及び中小企業の基幹システムやネットワーク構築などの営業を経験。2005年からSalesforce.comで大手及び中堅企業の営業部長を経験。2018年からSAPで西日本の中小企業領域を担当。2020年にTableauに入社し、現在、セールスフォース・ジャパンのTableau事業統括本部でエンタープライズ領域の建設、不動産、電力ガスなどを担当。

河内美樹氏 河内美樹氏(セールスフォース・ジャパン ソリューション統括本部 Tableau本部 リードアカウントSE)
セールスフォース・ジャパンにて、Tableau製品のソリューションエンジニアとして、お客様のデータ活用の成功に向けてのソリューション提案を担当。前職のITベンダーでは、データベースやデータ分析等、データに関わるソフトウェアの技術支援・提案活動に従事。


名倉真紀子氏 名倉真紀子氏(鹿島建設 関西支店建築設計部 設計主査)
2006年入社。2009年に関西支店建築設計部へ異動。入社以来2020年まで設備設計業務に従事。現在は企画管理グループで、部内の業務管理・DX推進・働き方改革等の業務に取り組んでいる。


古幡征史氏 古幡征史氏(GRI 取締役(Ph.D. in コンピュータサイエンス))
KPMGコンサルティング、南カリフォルニア大学、ドワンゴを経て、2016年より現職。人工知能領域の研究だけでなく、幅広い業界での実務経験を活かしたデータに関する企画開発を行う。

高倉千紘氏 高倉千紘氏(GRI データサイエンス事業部 マネージャー)
2020年入社。建設業をはじめとする様々な業種・職種のデータ基盤構築、可視化分析、高度デジタル人材の育成プロジェクトのマネジメントを行っている。

お申込み・参加方法

①お申込みフォームからお申込をお願いいたします。
②お申込が完了すると、ご入力いただいたメールアドレスに「お申込完了メール」が送信されます。受信のご確認をお願いいたします。お申込完了から1時間経ってもメールが届かない場合は、mirai@decn.co.jp までお問い合わせください。
迷惑メールフォルダに届いている可能性もございますので、ご確認ください。

③視聴URLは、「お申込完了メール」に記載されますので、そちらからアクセスしてご参加ください。
※本セミナーは、Zoomを利用いたします。あらかじめ、視聴環境をご確認ください。

お申込みは締め切りました。

主催

日刊建設工業新聞社


協賛

セールスフォース・ジャパン

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