2020年05月13日 4面

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東京都/都立晴海ふ頭公園(中央区)民営施設設置者が内定/五輪延期で事業計画見直し

立晴海ふ頭公園内飲食店の完成イメージ

立晴海ふ頭公園内飲食店の完成イメージ

 ◇フロンティアコンストラクション&パートナーズグループに

 東京都は、中央区の「都立晴海ふ頭公園」に民営の飲食店を設置する官民連携施設事業の内定者をフロンティアコンストラクション&パートナーズ(東京都港区)を代表とするグループに決めた。同公園は来夏に延期が決まった東京五輪・パラリンピックの選手村の一画に位置するため、都は内定者と整備スケジュールの再調整に入っている。両者の協議がまとまった段階で事業実施に向けた基本協定を締結する。

 同公園を管理する都港湾局が、公園南東部の広場状のエリアを対象に収益施設(設置面積500平方メートル以内)と周辺エリアの一体活用による創意工夫の提案を求めていた。内定者の提案によると、飲食店は3方向がガラス張りで晴海エリアの眺望を最大限に生かす施設とし、コワーキングスペースや地域のコミュニティー活動にも利用できるカフェを設ける。テラスを活用し公園全体のにぎわいも創出。アウトドア体験やスポーツなどのイベントを年間通じ企画する。設置許可期間は10年で、さらに10年の更新も可能。

 提案募集時には収益施設の設置許可と工事着手を2021年4月、同10月に営業開始と定めていたが、選定後に東京五輪・パラリンピックの延期が決定。工事に着手できるのは同9月の大会閉幕以降となるため、スケジュールの見直しが必要となっている。
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