日本基礎技術の機械化施工技術 自動施工で省人化・省力化・安全性の向上を実現

Interview 
日本基礎技術 
機械施工推進本部長
 
新町(しんまち) 修一(しゅういち)

 建設業界は働く人の高齢化が進み、担い手不足が問題になっており、当社も例外ではない。入職者の減少やオペレーターの不足という危機が迫っており、省人化・省力化による生産性の向上は不可欠な状況にある。ボーリング分野における施工機械の自動化を進め、重作業の軽減による施工時の安全確保、施工品質の向上に努めている。
 10月1日に新たな組織(機械施工推進本部)を立ち上げた。現場状況に応じた製品ラインナップをさらに充実させる。専門工事業者ならではの技術を駆使して、未来のインフラを持続可能にする社会の構築に貢献したい。

小口径自動削孔機 ABM-10
NETIS番号:QS-250001-A
①開始ボタンを押すだけですべて無人で削孔 ②地盤の変化やジャミング前兆を検知し、最適な施工速度で削孔 ③熟練オペレーターと比較し7%施工速度が向上(当社比) ④コア採取が自動削孔で可能 ⑤斜削孔及びコア採取が可能
 
チェックボーリング
二重管自動削孔機 A-RPD
NETIS番号:CB-240033-A
①管理操作盤のボタンを押すだけで目標深度まで自動で削孔 ②地質変化に対応し、ジャミングなどの削孔トラブルにも対応可能 ③安全性の向上と高い生産性を実現し、担い手不足解消に貢献 ④自動削孔により優れた削孔精度での施工を実現
Eight工法
NETIS番号:KT-230182-A
軟弱地盤から硬質地盤まで、高品質な改良体を築造
①各種データをリアルタイムに監視・管理することができる施工管理システム ②「貫入・引抜」「スラリーの吐出量」「ブーム鉛直性」を自動で制御することができる自動制御システムを搭載し高品質な改良体を実現
BG工法 (SLH:スーパーローヘッド)
①空頭制限4.5mの狭隘な場所での施工が可能 ②高トルクでのオールケーシング削孔が可能 ③既存の構造物やシートパイルなどの地中支障物の撤去・破砕にも対応可能 ④各種安全装置を装備し、360度の前週井確認システムにより高い安全性を確保