関東甲信5県/電子調達ブラウザー変更呼び掛け、IEサポート終了で

2022年5月12日 行政・団体 [5面]

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 米マイクロソフトがウェブブラウザーの「インターネットエクスプローラー(IE)」のサポートを6月16日で終了するのに伴い、関東甲信の県が電子調達システムの利用設定を変更するよう求めている。栃木、千葉は5月中、茨城、長野、埼玉は6月中にブラウザーを切り替える。設定方法などをホームページ(HP)などで紹介しており、建設会社などからの問い合わせが増えているという。
 電子調達システムは、電子入札、入札情報・契約結果の提供、入札参加資格申請などに使われている。市町村と共同のシステムとしている県もある。
 栃木は16日にブラウザーをIEから米マイクロソフトの「マイクロソフトエッジ(エッジ)」と、米グーグルの「グーグルクローム(クローム)」に切り替える。13日までは電子入札システムでIEを利用する必要があるが、16日から利用できなくなる。千葉は30日にエッジに変更する。
 6月6日からIEをエッジにするのは茨城。利用設定を変更した後の動作確認は同日以降に行うよう求めている。長野は同13日にIEからエッジにする。電子入札システムに対応するブラウザーがIEとなっている埼玉は、サポート終了までにエッジに対応させることにしている。日程はHPなどで知らせるという。
 切り替え直前の土曜日、日曜日にメンテナンスのために電子調達システムを停止する県があり、停止前にブラウザーの利用設定を完了するよう求めている。切り替え前までIEをアンインストールしないことや、補助アプリケーションのインストールを要請している県がある。千葉県の担当者によると、変更設定などに応じるヘルプデスクに建設会社などから問い合わせがあるという。切り替え後はIEが利用できなくなることから、早めの設定変更が必要になりそうだ。
 群馬は3月21日、山梨は4月1日、神奈川は5月6日にそれぞれエッジ、クロームに対応させた。東京都は4月1日からエッジが利用できるようにしてある。