技術・商品
2026年6月17日[3面]
三機工業/新冷媒採用の直膨システム確立へ/環境風洞で空調冷却検証
三機工業は、神奈川県大和市にある研究施設に、環境風洞で空調の冷却性能を検証する設備を導入した。環境負荷の低減とカーボンニュートラル(CN)推進の観点から、オゾン破壊係数(ODP)がゼロで、従来よりも地球温暖化係数(GWP)が低い新冷媒に対応した直接膨張式(直膨)冷却システムを採用した。自動車向け環境試験施設で培った実績を生かし、新冷媒を用いた直膨システムの確立と普及を目指す。 16日に発表した…
2026年6月17日[3面]
大成建設/環境配慮コンクリート使用の擬石製品受注製造へ/低炭素の付加価値可視化
大成建設は、自社開発の環境配慮コンクリートを使った擬石製品のオーダーメード受注を始める。環境配慮コンクリートと任意の石材を組み合わせて、テーブル天板などのオリジナルの擬石製品をつくる。発注者自らがワークショップ形式で骨材の配置決めや打設などをして製作に携わってもらう。二酸化炭素(CO2)を吸着できるという低炭素建材としての付加価値をオリジナル製品にすることで可視化。付加価値を強調して、同社の環境…
2026年6月16日[2面]
◇排ガス由来と大気混入、分けて測定 産業技術総合研究所(産総研)と東京大学、名古屋大学の研究チームは、低炭素型コンクリートが製造過程で固定する二酸化炭素(CO2)量を正確に測定する新手法を開発した。CO2に含まれる炭素の放射性同位体を分析。工場の排ガスなど化石燃料由来と、空気中から混入するCO2を分けて測定できる。大気の影響を排除してコンクリの炭素貯蔵量を正確に算出する。環境貢献の信頼性を高め…
2026年6月16日[3面]
世紀東急工業、芝浦工業大/舗装表層からEVへの給電ユニット開発/給電効率向上へ
世紀東急工業と芝浦工業大学は、走行中の電気自動車(EV)に道路の表層から給電できるワイヤレス給電ユニットを開発した。舗装深層部に給電ユニットを設置する場合よりも高い給電効率が期待できる露出設置に着目。共同研究で給電ユニットを設置し、EVの連続・長距離走行の実現可能性を把握する。今後は耐久性やコストなどの観点から改善を進め、ワイヤレス給電の実用化を目指す。 共同研究では実証実験用に実車スケールの…
2026年6月15日[3面]
西松建設、奥村組/4足歩行ロボットで坑内測量無人化/自動充電ステーションと連携
西松建設と奥村組が、シールドトンネル工事の掘進管理測量を四足歩行ロボットで完全無人化するシステムを共同開発した。ロボットの発進・待機拠点となる自動充電ステーションと西松建設の遠隔測量システムを組み合わせた。今後、GNSS(全球測位衛星システム)などの測位技術と連携させ、トンネル工事以外に応用していく。 システムの名称は「わんワン測量」。犬の動作に似た四足歩行ロボットを掘進管理の坑内測量に活用す…
2026年6月11日[3面]
世紀東急工業/植物由来原料使った再生中温化合材開発/材料と製造両面で低炭素化
世紀東急工業は、植物由来原料を使った再生中温化アスファルト合材を開発した。一般的に使われる石油系再生用添加剤を植物由来に変更。製造時の温度を通常よりも30度下げた。材料と製造の両面で二酸化炭素(CO…
2026年6月10日[3面]
清水建設/石綿含有建材付着の廃アルミパネル再利用/トーチタワーのサッシに
清水建設は、アスベスト(石綿)含有建材が付着した廃アルミパネルを新築工事向け建材の原材料に再生利用する。東京駅日本橋口前で施工中の国内最高層ビル「Torch Tower(トーチタワー)」に設置するア…
2026年6月9日[3面]
西松建設ら/新設床版自動架設装置を開発/玉掛作業不要で効率・安全性が向上
西松建設ら3社は、道路工事で新設する床版を自動でつかんで所定の位置に架設する装置を開発した。画像認識カメラを使って新設床版の位置を正確に把握。床版の移動から架設に至る一連の工程を自動化した。作業員に…
2026年6月8日[3面]
鹿島/建築設備機器運転を最適化/エッジコンピューティングで自動制御
鹿島は、建築設備機器の運転を最適に自動制御するシステムを開発した。クラウドではなく、利用者や現場の近くでデータが処理できる「エッジコンピューティング」の技術を活用。AIと組み合わせ、省エネルギーで快…
2026年6月5日[3面]
大成建設/最適発破パターンを自動設計/岩盤データ・AIで余掘り抑制
大成建設は、山岳トンネル工事の最適な発破パターンを自動設計するシステムを開発した。切羽内の岩盤強度分布を可視化する自社開発技術で算出した岩盤データを活用し、AIも使って最も外側に設ける装薬孔(外周孔…