技術・商品


2024年3月19日[3面]

大成建設/水中コンクリの打ち上がり高さ自動計測システムを開発、大深度基礎も正確

 大成建設は、水中に打設するコンクリート(水中コンクリ)の打ち上がり高さを自動計測するシステムを開発した。打ち上がり高さを正確に把握し、打設量を適切に管理。コンクリートを余分に用意する必要がなく残コンの削減が可能で、二酸化炭素(CO2)排出量とコストの削減につながる。自動計測のため水中コンクリ打設時に計測員の常駐が不要。測定値の人的誤差解消や計測データのデジタル化で作業効率の向上を図る。  新シス…

2024年3月18日[3面]

安藤ハザマ/山岳トンネル切羽「あたり検知システム」を開発、除去作業を省人化

 安藤ハザマは山岳トンネル掘削工事で、切羽に生じる坑内側に飛び出した岩塊「あたり」箇所を検知するシステムを開発した。レーザーで対象の形状を検知するLiDAR(ライダー)を活用し、計測状況と設計掘削断面を比較して、あたりの箇所と量を自動算出する。従来は2人体制だったあたりを取り除く作業を、重機のオペレーター1人で行えるようにする。省人化により作業の安全性と生産性を高める。  「あたり検知システム」は…

2024年3月15日[3面]

鹿島/CFT柱のコンクリート充填作業の遠隔管理システム開発、リアルタイムに確認

 鹿島は、コンクリート充填鋼管柱(CFT柱)のコンクリート充填作業を遠隔管理するシステムを開発した。鋼管柱内につり降ろした有線カメラを通じて、現場事務所だけでなく本社や支店などの遠隔地にも、遅延なくリアルタイムに施工状況の映像を配信する。充填状況をタブレットやスマートフォンなどで確認できる。現場間の移動時間も不要となり、他現場の支援も可能になる。  開発した工事映像配信システム「moni-as」(…

2024年3月14日[1面]

鹿島/環境配慮型コンクリドームを公開、大阪・関西万博西ゲートに建設

 鹿島は13日、東京都調布市の技術研究所隣接地に施工した環境配慮型コンクリートを使ったドームを報道機関に公開した。二酸化炭素(CO2)を吸収して固定する「CUCO-SUICOM(クーコ・スイコム)ショ…

2024年3月14日[3面]

大成建設/LIXILの循環型低炭素アルミ形材、次世代技術研所に初採用

 大成建設は13日、埼玉県幸手市に建設している次世代技術研究所「研究管理棟」のアルミサッシに、LIXILが開発した循環型低炭素アルミ形材を採用すると発表した。原材料(地金)の70%にリサイクルアルミを…

2024年3月13日[3面]

梓設計ら/施設運営DXを支援、ワンストップツールをリリース

 梓設計とグループ会社の梓総合研究所(AIR、東京都千代田区、田中明彦社長)は13日、施設運営のDXを支援するソリューション「AIR-Plate」をリリースする。BIMビューワーや台帳管理、データ検索…

2024年3月12日[3面]

清水建設ら/画像解析AIでトンネル切羽の亀裂検知、近傍作業者に警告

 清水建設と建設DXサービスを展開するsMedio(東京都中央区、岩本定則社長)は、山岳トンネル切羽の鏡吹き付け面に発生したクラックを画像解析AIでリアルタイムに検知する安全支援システムを開発した。切…

2024年3月8日[3面]

日大、ものつくり大学、鹿島、岡部/型枠一本締め工法の実大施工実験開く

 ◇パタをアルミに代え、生産性アップ  日本大学材料施工研究室、ものつくり大学建築材料施工研究室、鹿島、岡部の4者は6日、「型枠一本締め工法」の実大施工実験見学会を埼玉県行田市のものつくり大学で開いた…

2024年3月8日[3面]

日立製作所ら/据付位置調整装置を開発、エレベーター据え付け作業を半自動化

 日立製作所と日立ビルシステムは、エレベーターの据え付け作業の工期を短縮する新技術「据付位置調整装置」を開発した。ガイドレールの位置調整やドア開閉用敷居溝の設置などを、経験が浅い技術者でも早く正確に作…

2024年3月7日[3面]

竹中工務店/設計BIMツールを開発、顧客要望踏まえ複数提案を短時間に提供

 竹中工務店は、付加価値の高い提案を早期に実現する「設計BIMツール」を開発した。顧客の要望に沿った複数の設計提案を短時間で提供することが可能。高度なシミュレーションの早期実現や、多角的な視点からの設…

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