工事・計画
2025年4月28日[4面]
東京都/日本橋川周辺のにぎわい創出に向けた基本方針を策定、歩行者ネットワーク拡充
東京都は首都高速道路の地下化事業が本格的に動き出し周辺環境が大きく変わる日本橋川周辺を再構築する。橋詰め広場を中心に人々が川に親しめる空間を整備。川沿いにテラスを設けるなど川に顔を向けた建築物も誘導する。両岸を自由に行き来できる歩行者用橋梁なども造ることで歩行者ネットワークを拡充。人々が集まりやすくすることで、にぎわい創出にもつなげる。 都は25日、「日本橋川周辺のにぎわい創出に向けた基本方針…
2025年4月28日[8面]
和歌山県は南紀白浜空港(熊野白浜リゾート空港、白浜町)の滑走路延伸に向けた施設整備計画の具体化に乗り出す。2025年度当初予算に基本計画策定業務委託費など44百万円を計上しており、早期に業務発注手続きに入る予定だ。24年度に実施した事業可能性検討業務(日本工営が担当)の結果、滑走路延伸は「技術的に可能」との結論が出ていた。最短で30年度の国庫補助採択を目指す。 同空港の利用促進に向けて、周辺の…
2025年4月25日[5面]
川崎市/新川崎・創造のもり(幸区)機能更新基本計画、イノベーションパーク形成へ
川崎市は「新川崎・創造のもりの機能更新に向けたイノベーション拠点整備基本計画」を策定した。幸区の新川崎・創造のもり地区で、2023年に慶応大学と締結した連携協定に基づいた量子イノベーションパークの形成を目指す。エリア内のケイスクエアタウンキャンパスの既存5棟を解体し、延べ約4・9万平方メートルの施設を新設する計画。事業手法は定期借地権方式で、25年度に事業者を選定する。26、27年度に設計、27…
2025年4月24日[4面]
東京・板橋区、都市機構/高島平団地再生へ本格着手、旧高島第七小跡地に超高層住宅
東京・板橋区と都市再生機構は「東洋一のマンモス団地」と呼ばれる高島平団地の再生事業に本格着手する。同団地は完成から40年以上が経過し、老朽化が顕著となっている。同団地に近接する区有地「旧高島第七小跡地(敷地面積1万1791平方メートル)」に超高層住宅を建設し、団地住民の転居を進め既存建物を順次建て替える。2025年度に旧高七小の解体工事設計、26年度の解体工事着手を予定している。 超高層住宅に…
2025年4月24日[12面]
神戸市/ウォーターフロントグランドデザイン策定、LRT導入など目指す
神戸市は、2040年ごろを目標年次とする「神戸ウォーターフロントグランドデザイン」を策定した。25年度に迎えた神戸空港の国際化などで今後変化する社会情勢を見据え、ウオーターフロント地区(中央区)の魅力向上に向けてソフト・ハード面で取り組む戦略をまとめた。LRT(次世代型路面電車)の導入やウオーカブル空間の構築などを描く。 「海・山・空を感じられる海辺空間で、港の歴史と新たな価値が交わり、国内外…
2025年4月23日[4面]
東京都/働き方改革を加速へ工事書類の簡素化を推進、遠隔臨場を本格始動
東京都で施設整備などを担当する部署が、4月から受発注者双方の働き方改革に向けた取り組みを一層進めている。建設局は提出不要の工事書類を追加。港湾局では情報共有システムの本格運用を始めた。両局は作業時間…
2025年4月23日[7面]
三重県鳥羽市/鳥羽駅周辺エリア再生ビジョン策定へ、40年の目指すべき姿示す
三重県鳥羽市は本年度、鳥羽駅周辺エリア再生ビジョンを策定する。昨年度に立ち上げた再生ビジョン策定委員会と検討部会で引き続き検討を進め、自然や観光、防災などの視点も踏まえ2040年を目標とした目指すべ…
2025年4月23日[8面]
兵庫県尼崎市/総合文化センター耐震化DB、10月ごろ入札公告
兵庫県尼崎市は、実施設計・施工一括(DB)方式を採用する「尼崎市総合文化センター耐震化事業」の事業者を選ぶ一般競争入札(総合評価方式)を10月ごろに公告する。開館から50年を迎える音楽ホールなどを備…
2025年4月22日[4面]
東京・千代田区、東京都/区立スポーツセンターと合同庁舎の一体建替計画
東京・千代田区と東京都が、千代田区立スポーツセンターと隣接する東京都千代田合同庁舎の一体的な建て替えを計画している。両施設は日本橋川の沿川に立ち、敷地面積は計約6000平方メートル。延べ4・8万平方…
2025年4月22日[11面]
愛媛県大洲市/市民文化会館実施設計を公表、4階延べ5639平米規模に
愛媛県大洲市は、市民文化会館の建設に向けた実施設計をまとめた。規模はRC一部S造4階建て延べ5639平方メートル。2026年度に着工し、28年度の完成、29年度の開館を目指す。建設工事費は物価高騰を…