工事・計画
2025年6月13日[5面]
茨城県/新県立病院整備で検討委設立へ、25年度内にも基本構想
茨城県立中央病院と県立こども病院を統合した新病院の整備を巡り、茨城県は基本構想や基本計画などを議論する「新県立病院整備検討委員会」を6月下旬以降に立ち上げる。委員は大学病院や医師会、病院関連団体、患者団体などで構成する。本年度中にも基本構想を取りまとめる見通し。県は水戸保健医療圏6病院の再編を進める。新病院の建設候補地は笠間市小原地区と水戸市三湯町地区周辺となっている。 基本構想の策定後、20…
2025年6月13日[8面]
大阪府都市整備部は主要地方道大阪和泉泉南線(都市計画道路泉州山手線)名越工区(貝塚市)の高架部の整備を進めるため、第2四半期に初弾工事となる橋脚下部工を発注する。高架部は3区間に分けて段階的に詳細設計を進めており、設計済みの東側区間の一部から工事に着手する。 初弾工事は「主要地方道大阪和泉泉南線(名越工区)橋梁下部工事(R7)」。施工場所は貝塚市名越地内外で、土工、基礎工、橋脚工を行う。工期は…
2025年6月12日[4面]
日本橋リバーウォーク構想が始動/5再開発組合と首都高速会社が連携
◇一体で親水空間整備 東京駅東側の日本橋川沿いで、水都・東京を象徴する新たなランドマーク「日本橋リバーウォーク」構想の実現を目指す取り組みが始動した。日本橋川周辺の再開発5組合と日本橋区間を地下化する首都高速道路会社が連携。エリアマネジメント法人の協力も得て親水空間を整備する。各地区の再開発ビルは相互に機能を補完。エリア全体で多様な都市機能を提供し東京の国際競争力アップなどにつなげる。 構想…
2025年6月12日[8面]
岐阜県美濃加茂市/新庁舎建設/議会と候補地の協議継続、議決後に基本計画策定へ
岐阜県美濃加茂市は、市議会の新庁舎建設特別委員会が提出した「新庁舎建設に関する意見書」の回答を同委員会に示した。新庁舎の建設地を市中央体育館「プラザちゅうたい」周辺に決定した理由は、正式決定後(議決後)に改めて市民説明会を開催したいとした。「(仮称)新庁舎整備基本計画」の策定と連動し、新体育館の移設スケジュールや施設の代替案、中央図書館の統廃合の予定なども説明できるようにする。 市は2024年…
2025年6月12日[10面]
堺市/旧高倉台西小跡、民間活用方針検討急ぐ/年度内の公募想定も精査に時間
堺市は泉北ニュータウン・泉ケ丘駅前地域に位置する旧高倉台西小学校跡地(南区高倉台1)の一部約1・6ヘクタールについて、民間活用方針の検討を急いでいる。当初は2025年度中の事業者公募を想定していたが、市場調査の結果を受け、民間事業者の意見や社会的ニーズをより的確に反映させる必要があると判断。公募条件のさらなる精査と関係制度の整理に一定の期間を要する見通し。 旧高倉台西小は少子化に伴う統廃合の一…
2025年6月12日[12面]
スコープ/成田国際空港、「更なる機能強化」が本格始動/残りは2割、用地確保も本番
成田国際空港の拡張整備が本格的に動き出した。滑走路の延伸と新設を軸とした「更なる機能強化」事業は、必要な用地の8割超を確保したことから、5月末に造成・地盤改良工事が始まった。残る2割の確保が焦点となる。国や県、地元自治体でつくる協議会も発足。地権者対応や代替地整備を含めた調整が本番を迎える。2029年3月の供用開始を見据え、工事と交渉が並行して進んでいる。 機能強化事業は既存のB滑走路(延長2…
2025年6月11日[9面]
熊本市/現庁舎跡利活用の対話結果を公表、高価格帯ホテル望む声多数
熊本市は本庁舎の移転建て替えに伴い解体予定の現庁舎跡地(中央区桜町、敷地面積1万0377平方メートル)について、利活用に関する意見を聞くサウンディング(対話)型市場調査の結果概要を公表した。参加者のうち、14グループから高価格帯ホテルを軸とした複合施設が最適との意見があった。引き続き市民や有識者の意見聴取を行い、2026年度までに跡地利用の方向性を固める。 対話調査は24年10月から今年4月に…
2025年6月10日[11面]
四国整備局/山鳥坂ダム本体建設1期(愛媛県大洲市)WTO入札公告、10月6日開札
四国地方整備局は10日、「令和7-11年度山鳥坂ダム本体建設(第1期)工事」の一般競争入札(WTO対象)を公告する。7月15日まで申請書と技術資料を受け付ける。入札書は9月29日まで受け付け、10月…
2025年6月9日[4面]
東京都中央卸売市場/25年度に11市場の老朽化対策推進、板橋市場で基本設計着手
東京都中央卸売市場は、都内に構える11市場の機能強化に向けた設計や改修工事を推進する。2025年度に合計約60億円の予算を計上した。板橋市場(板橋区)は老朽化が進む青果部の建物をリニューアルするため…
2025年6月6日[4面]
山梨県/富士山新交通システム導入調査・検討結果、磁気マーカー誘導方式トラムが優位
山梨県は5日、富士山の麓から5合目までを結ぶ新交通システムの導入を調査・検討した結果を公表し、ゴムタイヤで磁気マーカー誘導方式を用いる富士トラムが優位と判断した。麓から5合目は軌道法の適用を想定。麓…