人事・動静
2025年7月29日[1面]
参院選当選の見坂茂範氏/仕事量確保と賃金アップへ、インフラ整備に防衛予算活用も
20日投開票の参院選で、自民党から建設産業の職域代表として立候補し初当選を果たした見坂茂範氏が日刊建設工業新聞などの取材に応じた。選挙戦で訴えてきた「(建設業の)仕事量の確保と賃金アップの二つが最大のミッション」と改めて表明。2025年度補正予算の編成にも言及し、「国土強靱化実施中期計画の1年目として極めて重要。しっかりと予算を確保し、仕事量確保につなげたい」と述べた。「防衛関連予算をインフラ整…
2025年7月28日[2面]
1日付で国土交通省都市局長に就任した中田裕人氏が日刊建設工業新聞などの取材に応じ、「地域の魅力を高め、時代にあった『令和の都市(まち)リノベ』に取り組む」との方針を示した。次世代型の持続可能な都市の形成に向け「技術の進歩を生かし、まちの機能を向上させる。高齢者や子どもを含めた全ての人が便利で快適に暮らせて、心を満たすまちづくりを進める」と語った。 国交省が5月にまとめた「成熟社会の共感都市再整…
2025年7月28日[10面]
凜/内閣府政策統括官(防災担当)付・阪井瑞季さん、何気ない日常を守りたい
「人の命を守る仕事をしたい」と国土交通省に入省した。3年目の今年、内閣府に防災担当として出向。国の防災の中枢とも言える部署での仕事に「周りの小さい幸せ、何げない日常を守ることに貢献できていると思うと、やる気が出る」と張り切る。 入省後の配属は中部地方整備局。港湾空港部と木曽川上流河川事務所で1年ずつ勤務した。2年目には能登半島の豪雨災害でテックフォース(緊急災害対策派遣隊)隊員として人生で初め…
2025年7月25日[1面]
鉄道インフラメンテナンスの先進企業として培ってきた技術力をさらに磨き、JR東日本の大型プロジェクトや公営・民鉄の旺盛な需要を取り込む。協力会社と一体となった担い手の確保や育成にも注力。手厚い処遇やき…
2025年7月24日[4面]
東京都・小池百合子知事に聞く/調節池の整備を加速、頻発化する豪雨に対応
頻発している豪雨などに対応するため、東京都は調節池の建設を加速している。また、地下河川整備の事業化に向けた検討も進めている。大規模地震に対しては木造住宅密集地域を局所的に解消する新たな施策を展開。防…
2025年7月14日[2面]
国交省/石井宏幸官房上下水道審議官に聞く、二つの再構築に注力
1日付で就任した国土交通省の石井宏幸官房上下水道審議官は日刊建設工業新聞などの取材に応じ、「最重要の基礎インフラとして強靱で質の高い上下水道を次世代に引き継いでいきたい」との思いを語った。「上下水道…
2025年7月14日[10面]
凜/東京建物ロジスティクス事業部・大山美咲さん、顧客とウィンウィンになる施設を
入社して16年目。現在はロジスティクス事業部で、物流施設の開発を手掛けている。物流施設はオフィスなどと比べ顧客企業の賃借頻度が高い。そのため「満足してもらえれば次の案件につながるなど、成果が目に見え…
2025年7月11日[2面]
国交省・安部賢港湾局長が就任会見/建設会社の適正利潤考慮、持続的な担い手確保へ
1日に就任した国土交通省の安部賢港湾局長が記者会見し=写真、今後重点を置く港湾関係政策を明らかにした。プロジェクト推進の担い手となる建設会社や調査・コンサルタント会社が「将来も持続的に活動・貢献して…
2025年7月9日[1面]
新会長/日本コンストラクション・マネジメント協会・吉田敏明氏
◇中小、地方にCM拡大へ 組織設計事務所出身の会長就任は創立以来初になる。市町村や地方にある中小の設計事務所を照準にCM(コンストラクションマネジメント)方式の普及、拡大を狙う。本・支部一体となっ…
2025年7月7日[12面]
凜/フジタ首都圏土木支店土木工事部・伊藤杏子さん、土木の世界に心引かれて
高校の授業で橋やダムなどの大きな構造物を造る土木の世界を知り、心が引かれた。大学で構造力学などを専攻。「最も現場に近い仕事」に魅力を感じ、働くならゼネコンと思うようになった。就職先に選んだのはインフ…