特集
2025年4月24日
西日本鉄道が福岡市中央区に建設を進めていた大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.」(ワン・フクオカ・ビルディング)が完成し24日、開業する。「創造交差点」を開発コンセプトに、市のビル建て替え誘導プロジェクト「天神ビッグバン」の容積率緩和措置などの適用を受け、耐震性に優れ、多様で質の高い都市空間を創出した。アジアのリーダー都市を目指す市の新たな顔として次世代の街づくりの中核を担う。基本設…
2025年4月23日
自然災害と隣り合わせの暮らしを送るわが国は、さまざま防災対策を実施してきた。それでも、気候変動に伴う海面水位の上昇や台風の巨大化、豪雨災害・土砂災害の頻発化などに加え、巨大地震発生の懸念も増しており、防災施設のさらなる充実は不可欠だ。「2025 土質・地質と基礎、地下空間特集」では、安全・安心な暮らしに寄与する建設関連各企業・団体の技術や取り組みを紹介する。
2025年4月21日
日本GLPが千葉県八千代市で建設を進めてきた「GLP八千代V」が完成した。八千代エリアで同社は3棟の施設を稼働させている。今回の物件は、その中でも最大規模となる。効率的なオペレーションを実現するダブルランプウェイを備えた先進的物流施設であり、施設づくりにはテナント企業のニーズを反映させた。快適な就労環境も提供する施設の設計と施工は東急建設が担当した。
2025年4月21日
2025近畿大都市圏企画/万博のその先へ~大阪・都市再編の新たな道筋
大阪市此花区の人工島・夢洲を舞台に大阪・関西万博が開幕した。これを一過性のイベントで終わらせるのではなく、大阪、関西のまちづくりやインフラ分野でも「ポスト万博」時代を見据えた成長戦略を描いていかなければならない。キーワードになるのが「都市構造の再編」だ。南北軸を中心に発展してきた大阪に新たな東西軸を形成し、広域的な都市機能の再構築を進める必要がある。梅田や難波といった都心再編の重要性を指摘しつつ…
2025年4月18日
IHIと野村不動産が横浜市金沢区で建設を進めていた「Landport横浜杉田」が完成した。首都高速道路湾岸線杉田ICの近くに立地し、大消費地である横浜・東京都内へのアクセスに優れた延べ約16万m2の大型物流施設。3・4階の一部に約4,000パレットの立体自動倉庫を設け、シェアリングサービスを実施するほか、ロボットや倉庫管理システムのレンタルも行い、最新の自動化技術を駆使した物流ソリューションを提…
2025年4月18日
大阪広域生コンクリート協同組合(木村貴洋理事長)が大阪市住之江区に計画していた最先端技術の開発・研究拠点「テクノ・ラボ大阪」が完成した。SDGsの達成とカーボンニュートラルの実現に向けて、生コンクリートに関するカーボンニュートラル・リサイクルシステムの構築と実用化に向けた研究・開発を進める。木村理事長に施設整備の経緯や目的などを聞くとともに、事務所棟と研究棟の機能を紹介する。建物の設計コンセプト…
2025年4月18日
東京農工大学西東京国際イノベーション共創拠点完成/施工は坪井工業
東京農工大学が府中キャンパスで建設を進めてきた「西東京国際イノベーション共創拠点」が完成し、19日にオープンする。「農」「食」「エネルギー」に焦点を当て研究機関、民間企業、スタートアップ、自治体、地域住民が連携する研究開発や事業展開の拠点となる。RC造と木造のハイブリッド構造の施設は、設計を香山+計画・環境建築+環境エンジニアリング設計共同体、施工を坪井工業が担当した。
2025年4月17日
仙建総合研修センター完成/仙建工業が設計・監理、建築施工はカメイら
仙建工業が、宮城県名取市に移転新築した「仙建総合研修センター」が完成し、4月から運用が始まった。建築や土木の現場構造物をリアルに再現するとともに線路やトンネル、こ線橋などを整備し、実際の鉄道関連施設と同じ環境で社員や協力会社の安全と技術レベルの向上を図る実体験型施設となる。若手技術者を中心に人材育成に力を注いでいく。設計・監理は仙建工業が担当した。
2025年4月15日
みずほ銀行が東京都目黒区で建設を進めてきた「みずほ中目黒スクエア」が完成した。銀行の基幹システムを支えるIT人材が働く拠点として、長く事務センターがあった場所に新たに建設した。緊急事態が発生した時にも事業継続が可能となるよう、耐震性を確保して停電リスクにも対応できるようにしている。歴史と新しさを併せ持つ街の特性も生かしながら、IT部門に期待される業務を担い、地域にも親しまれ愛される拠点に育ててい…
2025年4月11日
海外158カ国・地域と七つの国際機関が参加する「2025年大阪・関西万博」が4月13日に開幕する。 国内で国際博覧会が開かれるのは「愛・地球博」(愛知県)以来20年ぶり。会場は大阪市此花区の人工島・夢洲。 約155haの敷地には個性豊かなパビリオンが並び、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、10月13日までの半年間の会期中、さまざまなイベントが繰り広げられる。 国内外から2820万…