行政・団体
2026年2月20日[1面]
18日に開会した特別国会に政府が提出を予定する国土交通省関係の法案が明らかになった。埼玉県八潮市で発生した道路陥没事故を踏まえた対策を盛り込んだ下水道法・道路法の一括改正法案や、建築物のライフ・サイクル・カーボン(LCCO2)評価制度の創設を柱とする建築物省エネ法改正案など、計5本を提出する。会期末となる7月17日までの成立を目指す。 下水道法・道路法は、国交省の有識者会議が提言した内容などを…
2026年2月20日[2面]
政令市/26年度予算案出そろう、投資的経費9市で2桁増/インフラ整備などに充当
20政令指定都市の2026年度当初予算案が19日に出そろった。物価高を背景とした経費増や施設の老朽化対策などを理由に、18市で一般会計が過去最大となった。投資的経費は14市が前年度を上回った。小中学校校舎の長寿命化や上下水道の老朽化対策、鉄道インフラ整備などに充当する自治体が目立った。千葉市などは公共施設の改修といった大型案件が完了したため減少に転じた。 20市が公表した予算案を集計した。一般…
2026年2月20日[4面]
埼玉県/八潮市道路陥没事故原因究明委が最終報告/点検・調査の改善提言
埼玉県の「八潮市で発生した道路陥没事故に関する原因究明委員会」(委員長・藤野陽三城西大学学長)は19日、最終報告を大野元裕埼玉県知事に提出した。事故は硫化水素で腐食した下水道管に起因し、点検・調査の在り方に大きな課題があったと指摘。改善策として点検箇所の映像取得や点検・調査基準の徹底、管理データの蓄積と共有などを挙げた。 最終報告を受け、大野知事は「提言に対して県として速やかに改善策を実施する…
2026年2月20日[6面]
東北6県、26年度予算案出そろう/青森、岩手、山形で投資的経費増額
東北6県の2026年度予算案が19日に出そろった。福島県を除く5県が増額予算を編成した一方、福島は東日本大震災復興・創生分の大幅な減で前年度比1・7%減となった=表参照。投資的経費は青森と岩手、山形の3県で増加したものの、他3県は減額。各県とも防災・減災対策、建設DXの推進、地域産業振興に重点配分し、持続可能な県土づくりを目指す。 ◇防災・減災、強靱化に重点配分 青森県は県有施設老朽対策など…
2026年2月19日[1面]
政府/建築物LCCO2、28年度に評価促進制度開始/統一ルール検討へ
政府は17日、建築物のライフ・サイクル・カーボン(LCCO2)を削減する取り組みや、ロードマップを示した有識者検討会の中間取りまとめを「建築物のライフサイクルカーボン削減に関する関係省庁連絡会議」に報告した。2028年度をめどに建築物のLCCO2の評価を促進する制度を始めることを盛り込んだ。 「建築物のライフサイクルカーボンの算定・評価等を促進する制度に関する検討会」の中間取りまとめが報告され…
2026年2月19日[1面]
国交省/維持工事の現場課題に対応/小規模作業の積算や技術者拘束で留意事項整理
国土交通省は、直轄土木の維持管理工事で指摘されてきた費用や働き方の課題で当面の対応策をまとめた。標準歩掛かりを用いた官積算と実際にかかる費用との隔たりが大きくなる小規模作業や点在作業を対象に、発注者が変更積算などを適切に行うための留意事項を整理。近く改定する積算基準に盛り込む。緊急作業に対応するため監理技術者が常時拘束されてしまうことを解消するため、現場立ち会いを不要とする作業を明確化し、受注者…
2026年2月19日[2面]
国交省/リニア静岡工区モニタリング会議開く/JR東海が掘削状況など説明
国土交通省は18日、都内でリニア中央新幹線静岡工区の環境影響をモニタリングする有識者会議を開いた。会議では、JR東海と静岡県との協議状況や、JR東海が山梨県側から進めている先進坑の掘削状況などが報告・共有された。JR東海は、2025年1月8日以降に再開した先進坑の掘削によって、26年2月13日時点で県境から山梨県側に向けて、再開位置から370メートル掘り進めたと説明した。 24年5月に再開した…
2026年2月19日[5面]
関東甲信1都8県/26年度予算案出そろう/一般会計、過去最大相次ぐ
関東甲信1都8県の2026年度当初予算案が18日に出そろった。一般会計は総額21兆4841億円、投資的経費は同2兆4657億円。栃木県を除く1都7県で予算総額が過去最大か2番目の規模となった。物価高対策や老朽化した施設の対応、インフラの整備などで予算規模が膨らんだ。美術館と図書館など複合化する栃木県のように、文化・芸術関連施設の整備に予算を充てる県が目立った。 東京都と茨城、栃木、群馬、埼玉、…
2026年2月18日[1面]
国交省/設計労務単価4・5%引き上げ/平均2・5万円突破、「行き渡り」より重要に
国土交通省は17日、3月1日から適用する新しい公共工事設計労務単価と設計業務委託等技術者単価を発表した。労務単価は全国・全職種の単純平均で4・5%、技術者単価は全職種の単純平均で4・3%引き上げる。いずれも14年連続の上昇となる。公共工事の積算に用いられてきた設計労務単価の位置付けは「労務費に関する基準(標準労務費)」の運用開始で一段と高まる。民間工事を含めた建設工事の全取引で、設計労務単価をベ…
2026年2月18日[2面]
日本建設機械工業会(建機工、山本明会長)が17日に発表した建設機械需要予測によると、2026年度の出荷金額は前年度比1%増の2兆9345億円となる見通しだ。昨年8月の公表値から888億円上方修正し、3年ぶりに増加へ転じる予想となった。引き続き国内市場での苦戦は続くものの、欧州向けを中心とした輸出が需要をけん引するとみられる。 需要予測は、正会員の建機メーカー60社を対象とし、調査は1月時点で実…