特集


2017年11月6日

千葉県香取合同庁舎 完成

 千葉県香取市で建設が進められていた「千葉県香取合同庁舎」が完成した。千葉県が東日本大震災による被害や老朽化で対応が急がれていた香取地域の県施設を集約したもので、今後進める出先機関の合同庁舎化のリーディングプロジェクトとなる。新庁舎は防災活動拠点として、また佐原駅に隣接する立地を活かした新たなまちづくりの起爆剤としても期待されている施設だ。設計をアール・アイ・エー、施工を阿部・石井JVが担当。洗練…

2017年11月2日

医療法人社団健育会 湘南慶育病院 完成

 医療法人社団健育会が藤沢市が掲げる「健康と文化の森」で建設を進めていた湘南慶育病院が完成し、4日に落成式を迎える。230床の病床を備え、二次救急に対応するほか、慢性期の療養や、回復期のリハビリテーションとして高齢化が進む藤沢市西北部エリアの医療を担う。また、隣接する慶應義塾大学の看護医療学部とも連携し、両者の持つ知見を生かした看護および介護・医療に関する教育研究連携や訪問看護などの地域医療サービ…

2017年11月1日

津波防災特集

 毎年11月5日は「津波防災の日」。東日本大震災を教訓とした「津波対策の推進に関する法律」が11年6月に制定された際、同日を「津波防災の日」に定めた。これは、嘉永7(1854)年11月5日の安政南海地震(M8・4)で和歌山県を津波が襲った際に、収穫したばかりの穂を積み上げた「稲むら」に火を放って、暗闇の中で逃げ遅れた村人を高台に避難誘導して多くの人命を救った「稲むらの火」の逸話にちなんでいる。  …

2017年10月31日

神奈川歯科大学附属病院 完成

 学校法人神奈川歯科大学が同校の創立100周年記念事業の一環として横須賀市小川町で建設を進めていた附属病院が完成、1日に竣工記念式典が開かれる。高度先進口腔医療病院として、より地域から信頼され必要とされる医療サービスの提供が期待される。PM・設計・監理は日揮、施工は五洋建設が担当した。 ■建築概要■ ■工事名称/神奈川歯科大学附属病院建設工事 ■建設地/神奈川県横須賀市小川町1丁目23他 ■発注者…

2017年10月31日

所沢中央病院新棟・既存棟改築 完成

 埼玉県所沢市で進められていた、所沢中央病院のリニューアル工事が完成した。地域の健康を支える手厚い医療を展開している和風会が、老朽・狭隘化した施設を更新したもので、高度な医療機能と従前の2倍の病床を確保した。設計を大日本土木・田中建築事務所JV、施工を大日本土木が担当、新棟の建設と既存棟の改築を連続して実施、安全で効率的な施工を行った。この8月から全面的に診療を開始、地域住民の安心の拠り所として評…

2017年10月30日

2017 近畿の下水道企画

 近畿でも老朽化が進む下水道施設の更新と整備が急務となっている。「2017年近畿の下水道企画」では、国土交通省の森岡泰裕水管理・国土保全局下水道部長の寄稿や日本下水道事業団の矢野知宏西日本本部副本部長近畿・中国総合事務所長のインタビューで重点施策などを探り、近畿2府5県の下水道施策を紹介する。

2017年10月27日

 東京都中野区で進められていた、明治大学付属中野中学・高等学校建替計画の主要施設が完成した。同校が2009年に迎えた創立80周年の記念事業の一環として実施したもので、2012年の着工以来、中学棟、高校棟、共用棟、第二体育館と順次建設を進め、5年の歳月を経て竣工させた。設計を日建設計、施工を鹿島建設が担当。施主、設計、施工が三位一体となり、運用中の学校内での工事を安全、円滑に遂行した。引き続き隣接す…

2017年10月24日

 東京都杉並区で建設が進められていた、「高千穂大学7号館」が完成した。新体育館として計画された施設は同大が行っていた杉並キャンパス再編を締め括るもので、球技室、競技室、ラウンジなどで構成された同キャンパスの新たなシンボルとなる。入学式や卒業式などの式典には1200人収容の講堂としても活用できる高い機能を持っているのが特徴だ。設計を佐藤総合計画、施工を前田建設工業が担当。ハイセンスで精度の高さを感じ…

2017年10月18日

建設技術フェア 2017 in 中部

 産学官の技術交流の場を提供し、技術開発や新技術導入の促進を図ることを目的に開催している「建設技術フェア2017in中部」が18日、開幕する。21回目を迎える今回は、「効率化・省力化・安全向上につながるロボット技術」「防災・災害対策」「維持管理・長寿命化」「環境・リサイクル」「i-Construction・設計・施工」の5分野に272社が出展する。初開催の建設ICT推進セミナーをはじめ、各種の講演…

2017年10月17日

i-Construction 2017 東北地方整備局が進めるICT工事のフロンティア

 東北地方整備局は、震災復興という待った無しの社会資本整備を背景に、ICT活用工事を全国に先駆けて導入した。16年度に契約したICT土工実施工事299件のうち、実に124件がICT全面活用工事だった。本年度のICT活用工事は契約済み、発注準備あわせて189件にのぼり、工種を舗装、浚渫工事にも広げる。生産性の向上とは単なる工期短縮ではなく、工事の安全性を高め、減少していく就労人口に対して次代を担う一…

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