人事・動静

熊谷太一郎氏(熊谷組元社長)死去/業界の地位向上に尽力/後日お別れの会 [2019年7月1日1面]

 熊谷組の社長を19年にわたって務め、日本土木工業協会(土工協、現日本建設業連合会)の会長など業界団体の要職も歴任した熊谷太一郎(くまがい・たいちろう)氏が6月21日、心不全のため死去した。86歳だった。葬儀は近親者で済ませた。後日、「お別れの会」を開くが、日取り・会場は未定。喪主は長男の香太郎(こうたろう)氏。
 福井市出身。早稲田大学卒。同社の2代目社長・太三郎氏を父に持ち、1958年4月熊...続きを読む

CE財団/新理事長に谷口博昭氏就任 [2019年7月1日2面]

 建設業技術者センター(CE財団)は6月27日に開いた評議員会・理事会で、谷口博昭氏(全国土木施工管理技士会連合会会長、日本トンネル技術協会会長)を新理事長に選出した。同日付で就任した。
 谷口 博昭氏(たにぐち・ひろあき)1972年東京大学工学部土木工学科卒、建設省(現国土交通省)入省。近畿地方整備局長、道路局長、技監、事務次官を歴任。2010年8月の退官後、芝浦工業大学大学院で教壇に立つなど...続きを読む

日測協/新会長に清水英範氏選出 [2019年6月26日1面]

 日本測量協会(日測協)は25日に東京都文京区の東京ドームホテルで定時総会を開き、任期満了に伴う役員改選で清水英範東京大学大学院教授を新会長に選任した。任期は2年。
 清水 英範氏(しみず・えいはん)1982年東大工学部工学科卒、84年東大大学院修士課程修了、博士課程中退。90年岐阜大学助教授、93年東大助教授、98年東大教授などを経て東大大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。土木学会論文賞など...続きを読む

新社長/東急建設・寺田光宏氏/目標達成へ「現場力強化」 [2019年6月26日1面]

 昨年3月に公表した中長期ビジョン「2026年のありたい姿」で、26年度に売上高3500億円以上の目標を掲げた。目標達成に向け「現場力の強化」を重点テーマに施策を展開。「社員と会社がそれぞれ成長できる環境を構築したい」と力を込める。
 --就任の抱負は。
 「中長期ビジョンの達成に向け、本業である建設事業の強化を図ることが最も重要だ。私自身、入社から約40年が経過し、これまで長い間、現場に携わ...続きを読む

東保証/社長に原田保夫氏就任/三澤眞氏は相談役に [2019年6月25日1面]

 東日本建設業保証は24日に東京都内で開いた株主総会後の取締役会で、前民間都市開発推進機構理事長・原田保夫氏の社長就任を決定した。三澤眞社長は相談役、小野邦久相談役は顧問に就いた。
 原田 保夫氏(はらだ・やすお)1977年東京大学法学部卒、建設省(現国土交通省)入省。官房総括審議官、土地・水資源局長、内閣府政策統括官(防災担当)、国土交通審議官、復興庁事務次官、民間都市開発推進機構理事長。島根...続きを読む

凜/丹青社コミュニケーションスペース営業統括部営業3部2課・田原政耶さん [2019年6月24日20面]

 ◇仲間と共に顧客を笑顔に
 学生時代のアルバイト先で丹青社が手掛けた空間に魅了され、強い決意を秘めて就職活動に臨んだ。入社後は得意のコミュニケーション力を生かし、顧客との対話が重視される営業職を希望。2年間は営業のイロハを学び、3年目に制作部門へ配属。現場監督として汗を流した。さまざまな関係者と時間を共有する中で「性別を超えて活躍できるのが魅力」と思うようになった。
 現在、執務空間や遊戯施...続きを読む

新社長/竹中工務店・佐々木正人氏/業容拡大し質の高い建築提供 [2019年6月20日1面]

 堅調だった建設市場に変化の兆しが見えている。街づくり全体に積極的に関わることで、各プロジェクトに対してより良い提案を行い、品質の高い建築物を提供する道筋を描く。創立120周年の節目の時期。伝統を大事にしながら社会や産業の変化に敏感に反応し、顧客の要請に応えていく。
 --市況の認識と対応方針を。
 「当面は堅調だが、少し市場環境は厳しくなっていると感じている。コスト低減や改善の努力とともに、...続きを読む

新会長/日本建築学会・竹脇出氏/若手育成や災害対応に注力 [2019年6月19日1面]

 5月30日の定時総会で第56代会長に就任した。学術と技術、芸術でバランスの取れた若手人材を育成する仕組みづくりに本腰を入れる。異分野連携によるタスクフォースを設置し、災害に強い建築の実現も急ぐ。全国9支部と連携し会員増強にも力を注ぐ。
 --活動の方向性を。
 「大学で約40年間、建築を教えてきた。教育者として培った経験を生かし、若手人材の教育体制や災害に強い建築づくりに向け、二つの検討テー...続きを読む

新会長/土木学会・林康雄氏/鉄道切り口にメンテの仕組み検討 [2019年6月18日1面]

 14日の定時総会後の理事会で土木学会の第107代会長に就任した。地方自治体が抱える膨大な数のインフラのメンテナンスを課題の一つに捉え、「先行する鉄道事業者の仕組みを見える化することで、解決の糸口にしていきたい」と意気込みを語る。
 --老朽インフラのメンテナンスにどう対応する。
 「国内のインフラは高度経済成長期に集中的に整備され今後急速に老朽化していく。適切にメンテナンスすれば長寿命化は可...続きを読む

玉野総合コンサルタント/社長に牧村直樹取締役昇格/7月1日就任 [2019年6月17日1面]

 玉野総合コンサルタントは、13日に開いた取締役会で牧村直樹取締役兼常務執行役員が7月1日付で社長に昇格する人事を決定した。西村正直社長は代表権のある会長、田部井伸夫代表取締役会長は取締役相談役に就く。
 牧村 直樹氏(まきむら・なおき)1983年日本大学理工学部土木工学科卒、玉野総合コンサルタント入社。2011年執行役員大阪支店長、12年同統括事業部長代理、13年取締役兼執行役員、16年同兼執...続きを読む

凜/国土交通省大臣官房官庁営繕部計画課計画調整係長・下野恵理子さん [2019年6月17日16面]

 ◇空間への興味が公私の原動力
 働き方改革や生産性向上といった建設産業を取り巻く環境の変化を、直轄営繕事業の入札契約動向から読み解く-。本省と地方整備局の発注状況を四半期ごとに集計。週休2日の推進や生産性向上技術の活用など諸施策の広がりを把握して、働き方改革や円滑な発注に向けた取り組みを後押ししていく。
 入省2年目に近畿地方整備局営繕部整備課で設計審査に従事。庁舎を使いながらの改修工事で施...続きを読む

紫綬褒章を受章した建築家・隈研吾氏/日本の風土生かした建築を追究 [2019年6月14日2面]

 作家や芸術面で功績を残した個人が受ける紫綬褒章の受章者に、チームプレーで成り立っている建築家として名を刻め感動している。国内外での実績と、東京大学教授として後進の育成に当たっている点が評価されたと認識している。
 建築家を志したのは、1964年開催の東京五輪・パラリンピックで建設された建築物に心を打たれたのがきっかけだった。東大入学後は「梅田スカイビル」(大阪市北区、1993年竣工)などの設計...続きを読む

凜/佐藤興業工事部・近藤莉依美さん/自分の手で一から仕上げる仕事 [2019年6月10日10面]

 現場作業に従事していた父親の影響もあって、手に職を付けた職人の仕事が「格好いい」と憧れを抱いていた。
 塗装職人になろう-。そう考えたのは卒業を控えた高校3年生の2学期後半。先生の勧めもあり、すぐに就職せず、建築塗装の知識と技能を無料で習得できる職業訓練校に通うことにした。1年間の受講で、技能の基本に加え、社会人としてのビジネスマナーも学んだ。
 創業から100年以上がたった老舗塗装会社に入...続きを読む

構造設計家・川口衞氏死去/代表作に代々木第一体育館 [2019年6月7日1面]

 公共、民間建築を問わず多くの作品を手掛けた構造設計家の川口衞(かわぐち・まもる)氏(川口衞構造設計事務所主宰、法政大学名誉教授)が5月29日に死去した。86歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
 1932年福井県生まれ。55年に東京大学大学院で建築構造学を専攻。国立代々木競技場(東京都渋谷区、1964年竣工)の構造設計で知られる坪井善勝に師事し、1962年に法政大学工学部建築学科の助教授として後...続きを読む

凜/竹中土木四国横断自動車道旭野工事工事担当・小根國裕美さん [2019年6月3日12面]

 ◇格好いい技術者めざして
 子どもの頃からものづくりに携わりたいと思っていた。きっかけは小学生の時に地元を襲った台風。友人の自宅が浸水し、通っていた学校も被害に遭った。「なんでこういうことが起きてしまうのだろう」。頭に浮かんだ疑問が土木への興味に変わり、いつしかゼネコンで働きたいという思いにつながった。
 現在は、徳島県内で施工している四国横断自動車道の大規模土工現場で働く。思い出深いのは杭...続きを読む