成瀬ダム本体着工

2018年9月28日 特集

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 国土交通省東北地方整備局が秋田県東成瀬村で事業を進める多目的ダム「成瀬ダム」の本体工事着工式が行われた。材料・設計・施工の合理化が図れる「CSG工法」が採用された国内6例目で、堤高114・5メートル、堤頂長755メートルと国内最大の台形CSGダムとなる。雄物川流域の人々の暮らしを守る治水・利水の実現に向けて、24年度の完成を目指す。
【ダム諸元】
■位置…秋田県雄勝郡東成瀬村椿川白岩小沢(左岸)、同トクラ(右岸)
■河川…雄物川水系成瀬川
■型式…台形CSG
■堤体…堤高114.5m、堤頂長755m、堤体積485万m3
■貯水池…流域面積68.1km2、湛水面積2.26km2、総貯水量7850万m3、有効貯水量7500万m3
■事業費…約1530億円